2012年5月18日金曜日

ロサンゼルス - Wikipedia


ロサンゼルス(英語:Los Angeles)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州の都市。ニューヨークに次いで全米2位の人口規模を持ち[1]、アメリカ西海岸を代表する世界都市の一つである。

ロサンゼルス市の人口は3,844,829人(2006年7月1日現在)[1]で全米2位の規模。市内にハリウッドやザ・バレーなどがある。

  • 市の花:極楽鳥花(ゴクラクチョウカ、ストレリチア)
  • 市の木:珊瑚刺桐(さんごしとう)

ロサンゼルス市は、ロサンゼルス郡内にある。同郡には他にビバリーヒルズ、サンタモニカ、ロングビーチなどが含まれる。郡の面積は12,308km²で、人口は約976万人。

ロサンゼルス市を中心とする都市圏は、グレーター・ロサンゼルス・エリア、または、サウスランドなどと呼ばれるが、単にロサンゼルスとも呼ばれる。都市圏の範囲は、ロサンゼルス郡とオレンジ郡(ディズニーランドで有名なアナハイムがある。人口約306万人)を合わせた2郡のみとする場合と、さらに周辺のリバーサイド郡、サンバーナーディーノ郡、ベンチュラ郡を合わせた計5郡を指す場合とがある。2郡の面積は12,562km²(参考:新潟県 12,579km²)で、人口は約1292万人。5郡の面積は87,941km²(参考:北海道 83,454km²)で、人口は約1763万人。ロサンゼルス都市圏は、日本の京阪神大都市圏(面積11,169km²、人口1864万人-2000年国勢調査)より小規模であるが、映画産業を初めとして世界への情報発信力が強い。ちなみに、2010年の近郊を含む都市的地域の人口は1,477万人であり、世界第14位、北米ではニューヨークに次ぐ第2位である[2]

ロサンゼルスに滞在(永住者と3ヶ月以上の長期滞在者)する日本人は29,809人(2003年10月1日時点)と、トップのニューヨーク(49,748人)に次いで2番目に多い。なお、2006年10月1日時点では、ロサンゼルス郡とオレンジ郡の合計で、56,023人の在留日本人がいる[3]

治安状態については改善が進んでいるものの、2007年10月13日時点までの犯罪発生件数は10万件にも達し、アメリカの主要都市で、依然として犯罪件数が多い都市の1つとされている[4]

2012年、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第6位の都市と評価された[5]。 都市の経済規模(GDP)では東京、ニューヨークに次いで世界第3位である[6]

[編集] 名称

Los Angeles」という都市名は、スペイン語の los ángeles、すなわち、「天使」を意味する ángel(アンヘル。男性名詞)の複数形 ángeles に男性複数定冠詞 los を前置したものに由来する。英語に直訳すると the angels である。

Los Angeles」 の発音は、スペイン語では [los ˈaŋxeles]サンヘレス)、英語では /lɔːs ˈændʒələs/ローサンジャラス)、または、/lɔs ˈændʒəliːz/サンジャリーズ)と発音する。フランス語では [lɔsɑ̃ʒlɛs]ロサンジュレース)と発音する。日本語表記では、外務省など政府機関においては「ロサンゼルス」としているが、「ロサンジェルス」「ロスアンゼルス」「ロスアンジェルス」なども見られる。

当市の略称は、英語とスペイン語ではLA(英語: エル・エイ、スペイン語: エレ・ア)、日本語では「ロス」(Los) が用いられる。ただし、「los」はスペイン語の男性複数定冠詞であるためそれ自体は意味を持ち得ず、スペイン語・英語いずれでも「ロス」をロサンゼルスの略称として用いない。

かつて中国語では音訳して羅省枝利と表記し、現代普通話では Luóshěngzhīlì(ルオションヂィリー)と発音する。同表記に由来して日本語では羅府(らふ)とも呼ばれた。現在も『羅府新報』という新聞が発行されている。現在では洛杉磯、大陸で用いられる簡体字では洛杉矶と表記、普通話では Luòshānjī(ルオシャンヂー)と発音している。

[編集] インディアンの時代

もともとは沿岸部で、トングヴァ族、カフイラ族、クメヤーイー族、チュマシュ族などのインディアン部族が豊富な漁猟資源を糧に漁猟採集生活を営んでいた。彼らはカヌーを使って周辺部族と交易し、貝殻の装飾品や滑石の器や彫刻を作り、魚の他にアシカやカワウソ、鯨を狩った。

1542年、白人で初めてファン・カブリリョが船でこの地を訪れ、トングヴァ族に歓迎された。この探検家はサンタカタリナ島でひっそり死んだ。


何郡のアパラチコーラの街でしょうか?

[編集] スペイン人による征服とアメリカ領へ

1769年から1771年に、スペイン人はこの地に「サンガブリエル・アークエンジェル伝道所」を建てた。

1781年に、スペイン人のネベ総督が現ロサンゼルス市ダウンタウンのオルベラ街あたりに小さな村落を建設。一方、地名はそれ以前にこの地に踏み入れ、モンテレー湾を目指していたポルトラという男が、聖母マリアに因んでLos Angeles(ポルシンウラの天使達の女王)と名付けていたのを、そのまま利用したといわれる。

スペイン人はこの地に農場を作り始め、前述のインディアンたちを捕え、彼らをキリスト教に強制改宗させて十把一絡げに「ミッション・インディアン(伝道インディアン)」と名付け、農場労働や周辺部族の監督役に使役した。彼ら「ミッション・インディアン」は現在では、カリフォルニア独自のインディアン集団となっている。

1821年にカリフォルニアはスペイン領から独立し、メキシコ領となる。その後アメリカ・メキシコ戦争(米墨戦争ともいう)でメキシコに侵略したアメリカによってアリゾナ・ニューメキシコなどとともに領有される。1850年には市制が敷かれたが、当時の人口はまだ1610人であった。

[編集] 飛躍的発展

その後鉄道網の発達に伴って、とりわけ柑橘類を始め、野菜、穀物、牧畜などを東部に運び出すための集散地として北部のサンフランシスコと共に発展、同時にパサデナやバーバンク、サンタモニカなどの郊外都市も発展し、メトロポリス形成の基盤となる。しかしロサンゼルスが飛躍的に発展したのは20世紀に入ってからであり、様々な要因がある。一つ目は19世紀末の油田発見による石油化学工業の発達、二つ目は大戦中に急伸した航空機産業の発達、そして三つ目はハリウッドに代表される映画産業の発達が大きい(産業の項で詳述)。

そして自動車交通の発展である。ロサンゼルス都市圏は非常に広域であるため、交通手段にマイカーは欠かせない。そのため、他の都市よりいち早くフリーウェー(高速道路)を整備し、10本以上の幹線が市街を網羅している。一方、市街交通手段として発達していたパシフィック電鉄などの路面電車は、1930年代から1960年代につぎつぎと撤去され、世界的に例のないほどの自動車交通偏重の都市となった。そのため、1980年代は大気汚染が深刻であった(今日ではかなり改善されてきている)。

こうして、市街地は急速に発展していった。しかし、一方で飲料水、工業用水の確保が急務となった。そこで1913年にシエラネバダ山脈の東部を流れるオーエンズ川と市を結ぶ水路を建設、1936年には豊富な水量を持つコロラド川から水を供給し、この問題は解決された。

[編集] 第二次世界大戦

第二次世界大戦中は日本軍の上陸や空襲に備えて対空砲や防空レーダー、防空シェルターの整備が行われ、さらには日本軍の上陸や空襲を恐れるあまり日系人の強制収容が行われたものの、ロサンゼルス市への日本軍の上陸や空襲を受けることはなかった。

しかし開戦翌年の1942年にかけては、沿岸部において日本海軍の潜水艦が活発な活動を行い、多くの艦艇が攻撃、撃沈されたほか、近郊のサンタバーバラの製油所が日本海軍艦艇の砲撃を受けた上に、「ロサンゼルスの戦い」のような悲劇も起きた。

なお、第二次世界大戦時を通じてロサンゼルスは軍事物資や原油の供給地として発展、とりわけ地元に工場を構えるダグラス・エアクラフトやロッキードなどに対する軍用機の需要によって市況は大きく潤った。

[編集] 商業、金融拠点

1900年には10万人だった人口は1960年には248万人まで膨れあがった。その一方で、住宅供給が課題となり、郊外に大規模な一戸建て住宅地を提供していったが、1957年の地震発生を機に市街の高度制限を撤廃、地価高騰も相俟って中高層集合型住宅(日本で言ういわゆるマンション)が急増していった。そしてダウンタウンにはニューヨークやシカゴに引けを取らない高層ビル群がそびえ立つようになり、今日に見る大都市へと成長している。

それに伴い、商業も発展していき、西海岸最大の商業、金融拠点となった。しかし中東やメキシコ湾沿岸からの廉価な原油の供給の増加により、原油の掘削はあまり行われなくなった。更に今日では電子機器、半導体、宇宙産業など最先端工業が発展している。これは学術、文化都市として培っていた技術力の蓄積、また軍事産業や航空機産業関係者が持つ高度な技術力の産業形態転換によるものが大きく、今日におけるロサンゼルス経済の主力にもなっている。

また、貿易の拠点としての地位も高まり、今日では太平洋側では最大の貿易窓口となっている。アジア向け市場の窓口としての役割は大きく、シアトル、オークランド、サンディエゴらと共に機能を果たしている。


最初にマウントパトロールユニットは、いつ、何だったの

[編集] アジア系移民

古くから労働力としてのアジア系移民を受け入れてきており、ダウンタウン近辺に第二次世界大戦前からあった日本人街・リトルトーキョーやチャイナタウンのほか、戦後の韓国系移民の急増を受けて広がってきたコリアタウンなどいくつかのアジア系タウンがある。また、郊外のオレンジ郡近辺にはベトナム系移民街・リトルサイゴンもある。一方、様々な人々が共存する社会ゆえに、人種、民族間の対立も存在し、ロス暴動などの事件もおきている。

[編集] ヒスパニック移民とスペイン語圏

もともとメキシコ領だったこともあり、スペイン語地名も多く、古くからヒスパニック系が存在するが近年のメキシコなどからの移民の流入により、今では全人口の46.5%がヒスパニックもしくはラテン系である。また全人口のうち41.7%[7]がスペイン語話者であり、英語の42.2%とほぼ同数であるなど、全米一のスペイン語人口を抱える都市としてヒスパニック文化の中心地となっている。

アメリカ合衆国統計局によると、この都市は総面積1,290.6 km² (498.3 mi²) である。このうち1,214.9 km² (469.1 mi²) が陸地で75.7 km² (29.2 mi²) が水地域である。総面積の5.86%が水地域となっている。

ニューヨークに次ぐアメリカ第2の大都市。北緯34度、西経118度に位置し、西は太平洋に面する。広大な平地が広がるが、大きな河川は流れておらず、コロラド川などから水路を引っ張っている。年間降水量は300mm程度と少ない。特に夏の降雨が少なく、統計年によっては7月・8月の降水量が0mmであったこともある。1年を通して温暖だが、冬場は雨も多く朝晩は10℃前後まで下がる。夏の日中は気温が40℃近くまで上がることもあるが、乾燥しているため夕方を過ぎると涼しくなり、夜は15℃近くまで下がって肌寒くなることがある。ケッペンの気候区分ではダウンタウンや太平洋岸はCs(地中海性気候)、内陸部はBW(砂漠気候)に含まれる。市の北東部にモハーベ砂漠、北西にコースト山脈、東部に山脈がそれぞれ広がる。

カリフォルニア州の南部に位置し、衛星都市は30以上、都市圏人口にして約1600万人、面積は北海道に近い巨大都市圏を形成。北はパームデール、西はヴェンチューラ、東はサンバーナーディーノ、南はサンディエゴ都市圏との境界であるエスコンディードあたりに至る。有名な都市にアナハイム、リバーサイド、ロングビーチ、サンタアナなどがあり、これらはいずれも人口30万人を超える。なお、カリフォルニア州にはサンフランシスコも大都市圏(700万人)を形成しているが、サンフランシスコとは約500km離れているため(東京-大阪間位)、基本的に商圏における競合は起こりえない。

ロサンゼルス市の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 ℃ (°F) 35
(95)
35
(95)
37
(99)
41
(106)
39
(102)
44
(111)
42
(108)
41
(106)
43
(109)
42
(108)
38
(100)
33
(91)
44
平均最高気温 ℃ (°F) 18.72
(65.7)
18.78
(65.8)
18.61
(65.5)
19.72
(67.5)
20.61
(69.1)
22.22
(72.0)
24.11
(75.4)
24.78
(76.6)
24.78
(76.6)
23.61
(74.5)
21.28
(70.3)
18.78
(65.8)
21.33
(70.4)
平均最低気温 ℃ (°F) 8.78
(47.8)
9.61
(49.3)
10.28
(50.5)
11.61
(52.9)
13.5
(56.3)
15.28
(59.5)
17.11
(62.8)
17.89
(64.2)
17.28
(63.1)
15.11
(59.2)
11.61
(52.9)
8.78
(47.8)
13.06
(55.5)
最低気温記録 ℃ (°F) -4
(25)
0
(32)
0
(32)
3
(37)
0
(32)
8
(46)
10
(50)
9
(48)
8
(46)
3
(37)
1
(34)
-1
(30)
-4
降水量 mm (inches) 86.5
(3.406)
100.2
(3.945)
67
(2.64)
22.7
(0.894)
7.5
(0.295)
2.4
(0.094)
0.6
(0.024)
1.8
(0.071)
7.5
(0.295)
14.5
(0.571)
26.2
(1.031)
49.7
(1.957)
386.6
(15.22)
出典: [8] {{{accessdate1}}}

[編集] 周辺都市

[編集] 見どころ

主要記事:ロサンゼルスの交通機関

アメリカ合衆国内の多くの都市と同様、ロサンゼルスの主要な移動手段は自動車である。市内をフリーウェイが縦横に走っている一方で、1990年代まで公共交通機関はバス以外ほとんど発達していなかった。また、流しのタクシーも殆ど無い。旅行者の場合、移動手段としてはレンタカーが一般的である。


どのような男は最初の黒人最高のCTでした。

1990年代後半から地下鉄網や近郊電車が整備されつつあり、渋滞・公害の解消が期待されている。

2008年11月、ロサンゼルスとサンフランシスコを結ぶ高速鉄道の建設の是非を問うカリフォルニア州民の住民投票が行われ、賛成票が過半数を占めて可決した。

[編集] 航空

アメリカ西海岸への主な玄関口の一つとして、毎日多数の航空便がロサンゼルス国際空港に発着している。ほかにもロサンゼルス周辺にはロングビーチ空港やバーバンク空港、オレンジカウンティ空港などいくつかの空港があり、国内線や国際線が各空港へ乗り入れている。またホーソンなどの小型機専用の空港も多数存在している。

現在、日本航空や全日空、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、大韓航空、シンガポール航空が東京(成田空港)から直行便を運航している。

[編集] 長距離鉄道

ダウンタウンにはアムトラックのユニオン駅がある。

  • ユニオン駅に発着するアムトラックの主要長距離列車

(注)ハリケーン・カトリーナおよびハリケーン・リタの影響により、2006年2月現在サンセット・リミテッド号はロサンゼルス - ニューオーリンズ間の区間運行となっている。

[編集] 長距離バス

グレイハウンドのバスターミナルはダウンタウンの東外れに位置している。サンフランシスコ、サンディエゴ、フェニックス、ラスベガスをはじめ多くの都市へのバスが発着する主要なターミナルである。しかし、イーストロサンゼルスに近く、スラム街の中に位置するため周辺の治安が非常に悪い。

代表的な産業は主に5つある。一つ目は石油化学工業である。1892年、実業家のエドワード・L・ドヒーニーが現在のダウンタウン近隣で石油を発見[9]、以後石油産業が発展し、石油精製工場、化学薬品工場が相次いで建てられた。今日ではメキシコ湾岸の都市が豊富な産出量を誇っており、産油地としてのカリフォルニアの地位は低下しているが、今もなお健在で、近年は内陸の都市でも油田採掘が行われている。

二つ目はロッキードやボーイング(旧マクドネル・ダグラス)などの航空産業や宇宙産業、半導体などの最先端工業である。これは特に第二次世界大戦中の各種軍用機の需要と共に飛躍的に発展、戦後は数多くの旅客機も造られた(現在はロッキードは旅客機製造を行っていない)。また、その技術は多方面に利用され、自動車組立工業やタイヤ、チューブ製造などの関連工業などに派生していった。更に戦後にはスプートニク・ショックによる宇宙開発産業の促進やシリコンバレーから飛び火してきた電子機器、半導体産業があり、シリコンバレーに倣って、テックコーストという俗称がある。

そして三つ目はハリウッドに代表される映画などのエンターテイメント産業や観光産業である。初期の映画撮影では高い光度が必要であり、曇天・雨天や室内撮影では多くの照明が必要であったが、ロサンゼルスは夏季に降雨が少ない地中海性気候で、内陸はステップ気候から砂漠気候となっており、戸外撮影には最適の地であった。そのため、ニューヨークから逃れたユダヤ系の映画会社が当地で撮影を行うようになり、ワーナーブラザーズやRKO、パラマウントなど多くの映画製作会社が誕生、市の経済を支える一つとなった。また、郊外におけるユニバーサルスタジオ建設やディズニーランド進出などのレジャー観光都市としての発展を促し、今日ではリゾートや保養都市としての性格も強い他、コンベンションなどの誘致も盛んで� ��る。

四つ目は商業、金融業である。工業、娯楽産業の発展が同市に与えた影響は大きいが、商業中枢としての地位は西海岸随一である。更に前述したように海運、貿易の拠点としての重要性も高い。

五つ目はサービス業で、ファッションや宝飾などのデザイン業は特に進んでいる。今日ではニューヨークと並ぶファッション最先端基地として知られており、高度な技術を持った専門家の移住が多い。特にユダヤ系白人が多くの職に就いている。

また、地の利がいいことなどから、日本企業や韓国企業などアジアの大企業の多くがアメリカにおける本社機能をロサンゼルス近郊に置いており、これらの企業による雇用の創出や税収が地域経済を大きく潤している。なお、古くから機能していた農業(農産物)の加工、集散地としての機能はフレズノやベーカーズフィールドなど、他の都市に移転している傾向が見られる。

[編集] 人口動勢

2000年現在の国勢調査で、この都市は人口3,694,820人、1,275,412世帯、及び798,407家族が暮らしている。人口密度は3,041.3/km² (7,876.8/mi²) である。1,101.1/km² (2,851.8/mi²) の平均的な密度に1,337,706軒の住宅が建っている。この都市の人種的な構成は白人46.93%、黒人11.24%、インディアン0.80%、アジア9.99%、太平洋諸島系0.16%、その他の人種25.70%、及び混血5.18%である。ここの人口の46.53%はヒスパニックまたはラテン系であり、29.75%がラテン/ヒスパニック系でない白人となっている。

この都市内の住民は26.6%が18歳未満の未成年、18歳以上24歳以下が11.1%、25歳以上44歳以下が34.1%、45歳以上64歳以下が18.6%、及び65歳以上が9.7%にわたっている。中央値年齢は32歳である。女性100人ごとに対して男性は99.4人である。18歳以上の女性100人ごとに対して男性は97.5人である。


[編集] 収入

この都市の世帯ごとの平均的な収入は36,687 USドルであり、家族ごとの平均的な収入は39,942 USドルである。男性は31,880 USドルに対して女性は30,197 USドルの平均的な収入がある。この都市の一人当たりの収入 (per capita income) は20,671 USドルである。人口の22.1%及び家族の18.3% は貧困線以下である。全人口のうち18歳未満の30.3%及び65歳以上の12.6%は貧困線以下の生活を送っている。

犯罪件数がアメリカの都市の中でも上位に位置するが、過去最悪であったロス暴動の時期と比較すると、警察の増員、治安部隊であるジョイント・タスク・フォースの導入などもあり、年々減少傾向ではありロサンゼルス市警察発表によると2008年度では犯罪件数が過去最も低い。しかし、市中央部のスキッド・ロウなどはスラム街と化し、局地的に強盗や窃盗などの犯罪が増加しており、強盗が21%増加、窃盗等の一般犯罪が6%増加をしている。また、人種、民族、宗教などの偏見や差別によって引き起こされる殺人や暴行などの暴力犯罪であるヘイトクライムの2008年度犯罪件数は前年と比較すると5%減ではあるが514件も起こっており、黒人やヒスパニック系の総数は減っているのに比べ、アジア系に対するヘイトクライムが前年比と比べ� ��と50%も増加しており深刻な問題となっている。

2008年度犯罪件数

犯罪 犯罪件数 前年比
殺人 381 -3.8%
強姦 786 -15.8%
強盗 13,354 -0.8%
強襲 11,993 -6.9%
侵入強盗 19,402 -1%
自動車窃盗 22,268 -4.3%
車上荒らし 29,870 -1.6%
その他窃盗 (引ったくりなど) 27,112 -1.4%

[編集] スポーツ

ロサンゼルスは1932年及び1984年に2度夏季オリンピックの開催都市となった。

米国4大スポーツで最も人気が高いとされるアメリカンフットボールNFLのチームは1995年以降は存在せず、市は積極的に誘致活動を行っている(だが、市民は熱狂しない土地柄であるとされ、過去に既存NFLチームの移設構想が2度浮上したが、いずれも実現しなかった。それゆえ、市民と自治体の熱は乖離しているのが現状)。

[編集] 大学

ロサンゼルスには、カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA)、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校 (CSULA)、及びカリフォルニア州立大学ノースリッジ校 (CSUN) を含む、いくつかの州立単科大学及び総合大学がある。

ロサンゼルスの私立大学には南カリフォルニア大学 (USC)、ペパーダイン大学、ロヨラ・メリーマウント大学 (LMU)、アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン(Art Center College of Design)、オクシデンタル・カレッジ (Oxy)、オーティス芸術大学(Otis College of Art and Design)、及びサウスウェスタン法科大学(Southwestern University School of Law)などがある。

コミュニティ・カレッジとしては、ロサンゼルス市立カレッジ(Los Angeles City College、LACC)、ロサンゼルス・ピアース・カレッジ(Los Angeles Pierce College)、ロサンゼルス・ヴァレー・カレッジ(Los Angeles Valley College)、サンタモニカ・カレッジ(Santa Monica College、SMC)及びロサンゼルス・ミッション・カレッジ(Los Angeles Mission College)がある。

[編集] 初等・中等教育

ロサンゼルス全域の主要な初等中等教育の公立学区は、ロサンゼルス統一学区(Los Angeles Unified School District)である。また、多数の日本企業の駐在員の子弟が在住することから、日本語補修校が周辺に数多く存在する。

[編集] メディア

この地域内の主要な日刊新聞は「ロサンゼルスタイムズ」(LA Times)である。主要なスペイン語新聞として「La Opinión」がある。また、日本語新聞としては「羅府新報」、テレビ局では24時間放送の「ユナイテッド・テレビジョン・ブロードキャスティング・システム」 (UTB) 18.2チャンネルがある。

[編集] 友好姉妹都市

ロサンゼルス市は、25の姉妹都市を有している[10]。ここでは、姉妹都市になった年代順に並べる。

2007年に、ロサンゼルスのビヤライゴーサ市長はイスラエルのテルアビブとの文化交流提携を正式に認めた。[11]


[編集] 関連項目

[編集] 人物

[編集]

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