2012年4月24日火曜日

My PA System - Welcom To Takechi's Homepage!


My PA System

INDEX
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はじめに 2011/10/03
---MIXER---
YAMAHA Digital Mixing Console 01V 2011/09/18
YAMAHA MM1242 2010/08/02
YAMAHA MC1202 2011/08/30
BEHRINGER EUROPOWER PMH1000 2010/06/05
Soundcraft SPIRT FOLIO LITE 2011/07/21
Neu MPA-9000V 2010/06/16
SONY MX-550 2009/06/02
---AMP---
CLASSIC PRO CP1200 2006/04月
CLASSIC PRO CP1200 その2 2010/10/01
RAMSA WP-1400A 2009/09/26
RAMSA WP-1200A 2009/09/10
---SPEAKERS---
CLASSIC PRO CSP12 2009/09/26
BEHRINGER EUROLIVE S1220F 2008/09月
SoundKing PA-500 2010/08/02
---MIC---
マイク 2011/09/14
---EFFECTER--
DBX DriveRack PA 2010/02/11
ALESIS 3630 COMPRESSOR 2010/01/21
BEHRINGER AUTOCOM MDX1000 2009/09/26
CLASSIC PRO CEQ231 2011/09/26
YAMAHA SPX90 2011/01/19
---DI---
BOSS DI-1 2010/06/28
PHONIC A6200 2007/03月
---STAND---
マイクスタンド 2011/07/05
---HEADPHONES---
SONY MDR-7506 2008/12月
---Others---
マルチケーブル 2010/02/28
ケース考案 2011/03/04


はじめに


2009/10/02
 2006年4月から小松島ミュージックパークという町おこしを目的にしたライブを始めました。当初、公園で仲間内でPA機材など無しでアコースティックライブを計画していましたが、計画を進めていく中でふれあいセンター立江という会場が利用できることになりPA機材も必要になってきました。しかし、小松島ミュージックパークがいつまで続けられるかもわからず、高価なPA機材などそろえられないのでレンタルなども考えましたが、レンタルも高くて借りれません。そんな時、音楽仲間が機材を無料で貸してくれることになり、第1回目は何とか開催することが出来ました。
しかし、毎回借りることも出来ないので少しずつそろえていくことにしました。とはいっても高価な機材は買えません、安い機材でそろえたり、中古を 探したり。また、音楽仲間が使っていない機材を無償で提供してくれたりと少しずつ機材が増えて、何とかそれらしくなってきました。

 PAオペレーションも何もわからないところから初めたので、機材の配線だけでも大変です。毎回失敗の連続で、そのつど独学で勉強してきました。PAオペレーションも3年目にして自分の機材なら何とか運用できるようになりました。

 PAオペレーターはもう一人のアーティストと言われるように、ライブ&レコーディングでは重要な位置にあります。たとえばギターでたとえると同じギターでも弾く人によってその人の音が出ます。高価なギターでも下手な人が弾くと良い音はしません、逆に上手な人は安いギターでもその人の音を出します。ポンコツのPA機材ばかりですが、最高の音が出るよう に勉強はしていますが、これも経験が必要で失敗の繰り返しです。PAのオペレーションはすべてがバランスだと思います。
アーティストとオペレーターが一体になり、もう一人のアーティストになれればいいな。

機材の紹介といってもアマチュアが所有する機材で、古いポンコツばかりで自慢できるものはありませんが、唯一自慢できるとしたら安くそろえた事ぐらいです。

2011/10/03

システム・インプレッション

 DriveRack PAとサブウーハーが加わり、やっと満足できるPAシステムになりました。15インチサブウーハーが1つなのでもう一つ欲しいとは思いますが、アコースティック中心なので十分です。4年がかりでやっとPAシステムが完成です。
デジタル・ミキサーに変えてシステムを一新しました。

YAMAHA デジタルミキサー O1V (メイン&サブ・ミキサー)
 以前の古いアナログミキサーMC1202は、ヘッドルームが広くパワーのある音でした。このヘッドルームは瞬時のピーク信号が入力された時に信号が歪まないよう通常は10〜20dBのゆとりを持たせています。
専門的なことはよくわかりませんが、私のイメージとしてはデジタルミキサーはヘッドアンプから入ってきた音をデジタルに変換する段階で最大出力レベルをオーバーした分はカットされる為か、このヘッドルームの余裕がありません。ミキサーとしての全体のパワーが弱いように思います。このことは音出しした時にパワー不足を感じました。と言うことはパワーアンプの出力をアップしないといけません。それでメインスピーカー(CLASSIC PRO CSP12)をパワーアンプ(CLASSIC PRO CP1200)2台をブリッジ出力(8Ω)1200Wで鳴らすことにしました。CLASSIC PROの公称値なので実質半分ぐらいに見てもこれでパワーは十分です。しかし、フェーダーを少し動かすだけで音が大きく変わるのでオペレートするのに神経使います。

デジタルミキサーの良いところは、ミキサーに色々な機能が全部入っているので機材は削減されて、デジ卓一台で全部出来ます。
しかし、一台で必要な機能が全て搭載されているのは良いんですが、設定値を確認するにも、何を操作するにも画面切り替えやレイヤー切り替えの操作が必要になってくるので、実際のパラメーターの変更はアナログより遅くて、あちこちのメニューを行ったり来たりで効率も悪くなります。瞬時に対応する必要がある時は致命的だと言っても良いかもしれません。ただ、このあたりは人によって好き嫌いが分かれると思いますが、私� ��操作にも慣れて普通にオペレートする分には使いやすくて好きですね。
サブミキサーに同じO1Vをカスケード接続して使うと1台の24chミキサーとして使え、操作も同じなので使いやすいです。チャンネル数が少ないときは1台で済むので便利です。

さて、その音ですがアナログのMC1202に比べたら薄っぺらくも感じますが、スッキリしたナチュラルな音です。出力もMC1202に比べたら弱いですが、MM1242とならよく似た出力です。昔のMC1202のヘッドアンプが特別強力なように思います。
その他エフェクター、イコライザー、ダイナミックプロセッサーなどライブラリーリストがあり使いやすく音も良い感じです。

DBX DriveRack PA(マルチプロセッサー)
 PAシステムの中核となる機材です。以下の機能が1Uサイズにまとまっています。

  1. ハウリング・サプレッサー
  2. サブハーモニック・シンセサイザー
  3. イコライザー
  4. コンプレッサー
  5. リミッター
  6. クロスオーバー
  7. ディレイ
  8. 28バンド・リアルタイムアナライザー

 メインスピーカーのチューニング用と、システム保護のリミッター、サブウーハーの利用に使っています。
メニューに沿って情報を順番に入力していくとシステム設定が完成するウィザード機能、経験を必要としたスピーカーのチューニングを測定用マイクを使いDriveRack PAがオート・チューニングしてくれます。PAシステムは色々な機材の組み合わせの上、会場ごとに音響特性は変わります。短い間に経験と勘を頼りに手動でチューニングはできないので手に入れました。DriveRack PA は短時間で完璧にチューニングしてくれます。安物のスピーカーもこれでチューニングすれば見違えるような音になります。また、使用機材と会場が同じならメモリーの設定を呼び出すだけでOKです。その他のリミッター、ハウリング・サプレッサーなども便利な機能です。私の持っている機材はアナログの中古の機材ばかりですが、これはちょっと自慢できます。

CLASSIC PRO CSP12+CLASSIC PRO CP1200(メインスピーカー&パワーアンプ)
 クラシックプロの12インチウーハー、2ウェイのスピーカーを同じメーカーのパワーアンプ2台をブリッジ出力(8Ω) 1200Wで鳴らしています。この価格で音質とパワーのコストパフォーマンスは抜群です。クラシックプロやベリンガーがなければアマチュアがPA機材などそろえることは出来ません。

Ibanez Sound Wave 100+RAMSA WP-1400A(サブウーハー&パワーアンプ)
 Ibanez の100Wベースアンプの15インチのユニットだけをサブウーハーに使っています(ある物は何でも使おう)。
 サブウーハー用にブリッジ接続でクラッシックプロCP1200と比べましたが、こちらが断然駆動力が高く、音がぼやけることなく良く鳴るので、サブウーハー用のアンプにしています。ブリッジ接続で800W出力、サブウーハーのユニット(600W PEAK)が持つかどうか? 飛んだ時は強力なユニットに交換します。

BEHRINGER EUROLIVE S1220F+WP-1200A
SoundKing スピーカー+New MPA-9000 V(8chパワードミキサー)
CLASSIC PRO CEQ23(グラフィックイコライザー)

 モニターシステムのパワーアンプとグラフィックイコライザーです。以前はハウリングが起こりボリュームを上げることができず、アーティストが聞き取りにくかったのですが、グラフィックイコライザーでハウリングを除去でき、十分に音量を上げることが出来るようになりました。ベリンガーのフロアースピーカー(EUROLIVE S1220F)は、RAMSAのWP-1200A(パワーアンプ)で鳴らし、SoundKingの簡易PAセットのスピーカーをNew MPA-9000 Vの8chパワードミキサーで2組モニーター用に使っています。
BEHRINGER AUTOCOM MDX1000
モニターのリミッターとして使っています。


YAMAHA Digital Mixing Console 01V


2011/09/08
 メイン・ミキサーに使っていたMC1202のメーターが壊れ、代換えのメーターも見あたらず修理不能。ミキサーから直接レコーディングするための出力端子もなく、エフェクターのかかりも気に入らない、といろいろ不満が出てきてそろそろ替え時かなと物色していてデジタル・ミキサーの01V(オーワンブィ)を35,800円で入手しましたが、基本動作チェックして動作品とのことでしたが、8chのヘッドアンプが壊れていたので返品しました。

 その後、01Vの完全動作品を28,400円で落札しましたが、これも2chのヘッドアンプが壊れています。出品者から同じ物がもう一台あるので交換すると送ってくれた01Vは先のより程度が良く機能に問題はありませんでした。
アナログミキサーをチャンネル増設に使おうと考えて いたのですが、01V同士をデジタル信号でカスケード接続して、 TO HOST端子で接続するとリンクされて操作を同時に行うことができとても便利そうなので、2chの壊れた01Vの方もチャンネル増設用に値段交渉して手に入れました。個人所有なので写真でも分かるように両方ともかなり綺麗な状態です。オプションのカードは付いていませんが、使わないので必要ありません。
壊れている方は、多分ヘッドアンプの部分でアナログ回路なので部品が入手できれば修理も可能と思います。

 後続機種の 01V96 Version2は、性能と操作性が格段に良くなっていて、人気機種で品数も少なく高額で取引されているので手が出ません。PA業界では、デジタル・ミキサーに移行が終わった頃で程度の良いアナログ・ミキサーも見かけますが、デジタルミキサーの利点を考えると今さらですね。O1Vは YAMAHA 定番のデジタル・ミキサーで1998年発売で約13年が経ち中古価格も安くなって2台も手に入れることができました。

 デジタル・ミキサーのメリットは価格が高い以外は優れていると思います。
操作性はセッティングがリコールできるデジタル・ミキサーは便利だけど、全てのつまみがオモテに出ているアナログが良いという人もいます。音質もこのあたりの安い価格帯ならデジタルの方が良いと思うが、高価なアナログの音は捨てがたいという人もいます。操作性と音質は、「なれ」や「好み」もあるので何とも言えませんが、2系統のステレオマルチエフェクトプロセッサー(エフェクト1とエフェクト2)が内蔵されており、リバーブ、ディレイ、コーラス、フランジャー、アンプシミュレーターなど、多彩で高品位なエフェクト� ��利用できます。ダイナミクスプロセッサーは、コンプレッサー、ノイズゲート、ダッキング、エクスパンダー、コンパンダーとして使用できます。この機能はインプットチャンネル1〜16、ステレオ出力、AUXアウトで利用でき、合計では22台相当のダイナミクスプロセッサーが搭載されています。つまり、外部エフェクターを買い揃えずに済みます。COMPなど全chに独立でかけることができるのは魅力です。重たい機材が減るし、配線の必要がありません(配線に結構時間かかるんですよ)。また、これらはデジタルで内部処理されるので音質が低下することやノイズの心配がありません。これは大きなメリットだと思います。

 今までは、各バンドのミキサーの設定をノートにメモしていましたが、すべてのミックス設定を99のメモリー に保存し、後からキーを1つ押すだけで、モーターフェーダーが自動で動きミックス設定を瞬時に呼び出すことができます。これらの機能も一人でオペレーションしているとありがたい機能です。

 ライブで使う機能を簡単にチェックしましたが、問題ないですね。簡単な音出しでしたがエフェクターも高性能で良い感じです。ただ操作が複雑ですね、アナログ・ミキサーを使いこなせればデジタル・ミキサーも難しくはないと思いますが、マニュアル片手にオペテーションもできないので本番まで時間があれば練習して基本操作はマスターしたいですね。

 さて、2台の01Vのカスケード接続ですが、オーディオ信号のデジタル信号はCOAXIALのRCAピン端子のケーブル1本で受け渡しできます。MIDI信号用のTO HOST端子に接続する8ピン、ミニDIN端子のケーブルがどこにもありません、現行機種はUSB端子で接続しますが、10年も前の機種なので規格も古いです。仕方がないので8ピンミニDIN端子とケーブルを買ってきて自作しましたが、8ピンミニDIN端子に8本のコードをハンダ付けするのは大変でした。
接続した2台の01Vですが、操作性が最高に良いですね。デジタルの使い良さが生かされています。ケーブルの接続はたった2本、操作は2台がリンクして1台で操作するともう片方も自動で同じ操作ができます。まるで1台のように操作できます。いろいろ細かな設定は必要ですが、メモリーに保存しておけばすぐに使えます。

 なるほどね、デジタル・ミキサーにシフトしていくのが分かります。アナログには戻れませんね。

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2011/09/18
 ミキサーのケース作りました。
市販のケースは大きめに作ってあるのでかさばります。また、丈夫に作ってあるので重量があります。ケースを2個も買うと金額も馬鹿になりません。
12mmのコンパネ1枚で少し足らない分はちょうど半端があったので1480円で2個作れました。サイズもO1Vに合わせてジャストサイズです。金具でコーナーを補強しようと思いましたが重量が増えるのでやめました。
塗装やカッティングシートなどけっこう手間かかりました。 
   

仕様
*トータル24入力(12モノ+2ステレオ+8オプション)、4BUS、4AUX、ステレオアウト。
*02Rと同等の4バンド・フルP-EQとダイナミクスプロセッサーを、メイン16入力*/ステレオアウト/4AUXに装備。
*メイン16入力にインプトディレイ、ステレオアウト/オムニアウトにアウトプトディレイを完備。
*スーパーグレードの最新鋭デジタルマルチエフェクターを2系統内蔵。
*各バス(BUS、AUX、ステレオ)とメイン16入力を、4オムニアウト/オプションアウトに自由にアサイン可能。
*100シーンメモリー(トータルリコール)、99エフェクト/80EQ/80ダイナミクス・ライブラリーを搭載。
*オプションI/Oに装着する各種カード(ADAT、TASCAM、AES/EBU、4CH DA、他)を用意。
*60mmストロークのモータードライブフェーダーを15本装備。
*デジタルカスケード、LOCAL CONTOROL、01V LINK機能など、本機のペアユースも快適。
*MMC対応など、MIDI機能も充実。
**8オプション入力には2バンド・フルP-EQを装備。

INDEX

YAMAHA MM1242

2009/03/17
 メインに使っているミキサー PMH1000がチャンネル数が少なく、サブミキサーをつないでチャンネル数を増やしていましたが、機能面、操作性など使いにくいこともあり、チャンネル数の多いミキサーを物色していましたが、新しい物は10万円前後します。オークションでもジャンク品に良い値がついて、なかなか手に入れることが出来ません。

 そんな中、ある楽器店の中古市場でこのミキサーを見つけました。価格が安いのと楽器店が全機能チェック済みで1ヶ月ですが保障もあります。小さなキズと、数箇所わずかにガリがある程度で商品の評価は普通と言うことです。1994年発売で、年数は経っていますが営業でこき使われた様子も無いので入手しました。EM-120のコンデンサーの交換をして中古のミキサーはこりたはずなのですが、小遣いで手に入れることが出来� �ミキサーはこのぐらいです。

翌日に届きましたがなかなかの美品です。フェーダーなどの状態も良いし、各機能も問題なく、使いかっても良いですね。チェックをかねて音だしをしてみましたが、シンプルな構成でストレートな音、ヘッドアンプのせいか音に力強さが感じられます。

2009/04/06

 初めてライブで使用しました。さすがにYAMAHAの機材は良いです!
ヘッドアンプが強力なのか、音もしっかりしていて出力が高いです。BEHRINGER PMH1000を使用していたときは、パワーアンプのボリュームが2時のところでしたが、12時でより強力な音が出ます。(これはアンプとの接続をアンバランスからバランス接続に変えたのが原因かもわかりません)
モノラル12チャンネルも良いし、AUX4バスは使い勝手が良いです。4つのイコライザーも細かい音作りが出来ます。YAMAHAの作りも良いし、値段が違うのでベリンガーのパワードミキサーと比べると良いのは当たり前ですね。
また、YAMAHAのエフェクターSPX90も良いですね。エフェクターがかかりすぎるのでだいぶしぼって使わないと、スローバラードなど曲に合わせてかかり具合を調整したり、楽器に軽くかけても良いですね。もっと使い込んで音作りしてみます。

 

2010/08/02

 AUX SEND1にガリが出たのでメンテナンスしました。

 ポットを基板から外し、ツメを起こして分解、清掃の後、スライドボリューム用の接点復活剤を薄く塗って組み上げました。ついでに他のポットとフェーダーも分解清掃して組み上げました。ポットは小型で神経を使います。フェーダーは横向きになっていて埃などが内部に入りにくい構造になっています。マスターフェーダーとAUXフェーダーの4枚の基板をメンテナンスしました。

 ついでに各チャンネルの基板もメンテナンスしておこうと思ったのですが、基板がケースから外れないので特に問題もないので各チャンネル基板はそのままです。
ほとんどすべての電解コンデンサーが、高級そうな物が使われています。特に問題もないので電解コンデンサーはそのままです。

一般仕様
最大出力レベル +24dB(ST OUT L/R) @600Ω,0.5% THD at 1kHz(Balanced)
+20dB(AUX SEND 1-4) @600Ω,0.5% THD at 1kHz(Unbalanced)
全高調波歪率 0.1% @+14dB 20Hz〜20kHz 0.1%以下
(ST OUT L/R @600Ω,AUX SEND 1-4 @600Ω
周波数特性 20Hz〜20kHz +1dB, -2dB @+4dB(MIC IN = GAIN MIN)
(ST OUT L/R @600Ω,AUX SEND 1-4 @600Ω
ハム&ノイズ
(Average,Rs=150Ω)
(Measured With DIN AUDIO)
-127dB 入力換算ノイズ
-95dB 残留ノイズ(ST OUT L/R @600Ω,AUX SEND 1-4 @600Ω)
-78dB (ST OUT L/R) マスターフェーダー: nominal
全チャンネルフェーダー: minimum
-63dB (67dB S/n) (ST OUT L/R) マスターフェーダー: nominal
Tチャンネルフェーダー:nominal
-78dB (AUX SEND 1-4) マスターレベルコントロール: nominal
全チャンネルAUXレベルコントロール: minimum
-63dB(67dB S/N) (AUX SEND 1-4) マスターレベルコントロール: nominal
Tチャンネルフェーダー,
TチャンネルAUXコントロール: nominal
最大電圧ゲイン 84dB MIC IN -> ST OUT
50dB LINE IN -> ST OUT
86dB MIC IN -> AUX SEND1,2
80dB MIC IN -> AUX SEND3,4
90dB MIC IN -> MONITOR OUT
30dB AUX RETURN -> ST OUT
クロストーク -70dB 入力CH間
-60dB 出力間(L,R間以外)
-55dB 出力間(L,R間)
ゲインコントロール(MIC IN) 44dB 可変幅
ゲインコントロール(LINE IN) 36dB 可変幅
入力チャンネルイコライザー特性 HIGH +-12dB 12kHz シェルビングタイプ(max, +-15dB)
HI-MID +-12dB 3kHz ピーキングタイプ
LO-MID +-12dB 300Hz ピーキングタイプ
LOW +-12dB 80Hz シェルビングタイプ(max,+-15dB)
LEDメーター 0dB=+4dB 出力レベル
チャンネルピークインジケーター 各チャンネルプリEQ、ポストEQ、ポスト・フェーダーにおいてクリッピングレベルの3dB手前で点灯
ファントム電源 +48V、DC
電源 AC 100V 50/60Hz
消費電力 45W
最大外形寸法(WxHxD) 483x130.2x320.6mm
重量 8.5kg


INDEX

YAMAHA MC1202

2009/06/02

 1988年発売のモノラル12チャンネルミキサーで、2〜3箇所ノイズや動作しないチャンネルありを3,000円で落札。

 外観はご覧のとおりでアナログメーターなど年代を感じます。同じ12チャンネルのMM1242と比べて一回り大きくて重たい。機能、性能的に良く似た物で、軽量・コンパクトに進化したようですが、操作性などは各ツマミ類など大きくてしっかりしているし、余裕を持って配置されているこのミキサーが操作しやすいですね。3系統のAUX SENDと2系統のAUX RTNがあるのでモニターシステムと2台のエフェクターが接続できます。トークバックマイクロホンが接続でき、どの出力にも混入できます(この機能は使えるかも)。MADE IN TAIWAN製です。

 年数の経った古い機材ですが、手を入れてメンテナンスしたので基本性能も問題はなく気持ちよく操作できます。便利だった機能がトークバックマイクロホンで、ステージ上のアーティストとコミュニケーションが取りやすいく、アナログレベルメーターは入出力レベルの監視がLEDメーターに比べて把握しやすいですね。また、CUEスイッチでAUX 1,2,3の信号を切り換えたり合計レベルをモニターできるのも便利です。このCUEスイッチによりヘッドホンでのモニターも切り換えたり、複数をミックスしたりも出来ます。

 この古いミキサーをメインミキサーにしたのは拡張性でAUX SUB IN端子で、サブミキサーからモニターシステム用&エフェクター用信号を受けることができメインミキサーで操作できます。メインミキサーにつながったエフェクターをサブミキサーでも利用でき、サブミキサーのモニター信号もメインミキサーで出力調整できます。

 ヘッドルームが広くパワーがあるこのミキサーの音が気に入りました。使われている小型トランジスタもオーディオマニアから「良い音のためには多少の無理を承知でTrを使うこともあるのだ。」とコメントされるほど有名なトランジスタがふんだんに使われていて現在入手は不可能です。
コネクタや、ICを交換しましたが、あまり使われていなかったようでトランジスタやコンデンサーに劣化は見られません。とはいえ古い機種なので色々手をかけてメンテナ ンスをして使っています。手をかけるほど愛着がわいてきます。


デビッドpertsフォールズチャーチ

 
メンテナンス
2009/06/20
 早速機能チェックをしましたが、コネクタの写真で12チャンネルのLINE INPUT フォーンコネクタが破損しているため機能しませんが、XLRコネクタの方は機能しているのでフォーンコネクタを交換すれば問題ないと思います。その他の11チャンネルは問題なく出力しています。ガリについてもチェックをしているうちに無くなっている様なので下手に接点復活剤などを使っていないのが良いようです。
メーターのランプは最初全部ついていましたがチェックをしているうちに一つ切れていました。電源部の一番大きなコンデンサーの頭が膨らんでいます。あと電源のコードが交換されています。半田付けは問題ないですね。ボディが大きいのでメンテナンスもやりやすいようです。
 まずは各ツマミやフェーダーの掃除をしました。各チャンネルごとにモジュール化されているので、一つずつ基板をはずして各ポット、フェーダー、スイッチを掃除しました。

 数が多いので部品の分解清掃はしないで接点洗浄剤+接点復活剤+エアーガンでの掃除です。ポットは抵抗とブラシ部分がカシメてあり分解できないし、フェーダーも金属の爪でカシメてあり爪が折れたりすると困るので分解はしません。CUEスイッチはケースがプラスチックでこれも分解はやめました。
 各ボリュームつまみは動きがかなり重くなっていました。ケース外側から接点復活剤を使ったようでネジ部分がベトベトしていました。幸いにポットの中までは入っていないようでしたが、掃除で動きが軽くなりました。とにかく数が多いのでこれ� ��けでも日にちがかかりました。

 マスターフェーダーも接点復活剤かオイルを使っているようで、ここは内部まで汚れていたので入念に掃除をしました。このスライドボリュームはスライド部分が板バネでケースに押さえつけられているので綺麗に掃除をしても動きに滑らかさがありません。フェーダーを下に押さえつけるようにして動かすとスムーズに動きます(スカスカの動きとは違います)。動きを良くするためにオイルを使ったのかもわかりません。古い部品なので、フェーダーやポットは入手できるのか調べてみて可能なら使いやすい物に交換がベストですね。
ボリュームやフェーダーのツマミは洗剤に浸けて手垢をきれいに取ります。

 大容量のコンデンサー1個と 8ピンのフォーンコネクター1個は注文しました。コンデンサーは高さの制限があり現物より高いとケースに収まりません。コンデンサーも全部交換しないで、調子が悪くなれば悪いコンデンサーだけを交換することにしました(取り外した100V1000μFのコンデンサーは内部のオイルが漏れていました)。

 フォーンコネクターも基板に直接半田付けする物でおまけに8つもピンが出ています。ステレオタイプのコネクターで3ピンのコネクターがあったのですが差し込むジャックの穴の位置が合わず、カタログで同じ8ピンでサイズの同じ物を見つけ注文しました。ピッタリ合ったのですが、ケースに止めるネジ山が少し足らなくて何とかネジ止めすることが出来ました。コンデンサーとフォーンコネクターで 1,200円なり。

新しくなった12CHフォーンコネクター

 電源コードは部品取り用のミニコンポから取り付けました。

 さて、メーターランプが問題です。やはり電球は入手できなくてLEDランプに交換が必要ですが、メーターランプの電源が2.7mVと弱くて別の電源が必要になります。
LEDでいろいろ調べると、3Vぐらいの電圧で抵抗を入れて電流を調整すると点灯し、定電流ダイオード(CRD)を使い電流を一定にするとなお良いようです。
簡単なようですが、いろいろ試行錯誤を繰り返し何とか理解できました。

 LEDランプですが、部品取り用のミニコンポからはずした緑と赤のLEDが2個づつありますが、メーターランプが3個あり直列に接続するには同じ物を3個使う必要があり、緑と赤色では電圧が違うので使えませ ん。レンズの指向特性もメーター用には広角の物が向いているのでアウトレット品の120度の白色を10個、320円で購入しました。
 メーターのランプはミキサー本体のパワーランプもかねているので、LEDの色を青、赤、緑など派手な色にするか、メイン信号のST OUTメーター2個とAUX/CUEメーター1個を色分けしようかとも考えましたが、メーターのパネルが白いのでベーシックな白色にしました。下の球が付いていた物です。

 電源は24Vの出力から取ることにしました。LEDは3.2V 20mAが3個。

オームの法則
E=IR

R(抵抗):単位Ω(オーム)
E(電圧):単位V(ボルト)
I(電流):単位A(アンペア)

LED電流制限抵抗値の求め方はE=IRよりR=E/Iとなり
抵抗値(Ω)=(電源電圧−LED電圧)÷電流 で求められる。

LED3個に必要な電圧は
 3.2Vx3=9.6V
 
CRDで安定した電流を得るためにLEDとは別に4〜5Vほど必要となり、合計約15Vが必要です。残りの9VがCRDで消費されます。
LEDを5個にすると合計21VでCRDの負荷が少なくなります。
CRD(E-153)は最大25Vの耐圧がありますが、24Vで使うのは良くないようなので24Vを抵抗を使い15Vに下げます。

必要な抵抗は
 (24V-15V)x0.02=450Ω で抵抗値一覧から一番近い470Ω(10円)を1個使います。1/2Wにしましたが、1/4Wで大丈夫のようです。
 
定電流ダイオードはE-153 15mA(74円)を1個使います。E-103 10mAが耐圧30Vなので並列接続で20mAで使うと24Vで使えるようです。
定電流ダイオードを使うと電流が一定になるので、電圧の違うLED(色違い)も直列に接続できるようです。

LEDの配線
 LEDの取り付けはメーター内部の端子に取り付けます。メーターランプの配線は並列接続なのでプリント基板のパターンをカットして直列接続に配線しなおし、抵抗とCRDも基板に取付けました。

LEDの取り付けでメーターの動作に問題が出ないかは疑問です。メーターケース内部にある為かランプの電圧がかなり低かったのでLED取付けでメーターに誤差が発生しないか。私はそこまで詳しくはわかりませんが動作に問題は感じません。
たぶんメーターケース内部に電球が付いているので発熱の問題で電圧が低い物を使っているのか� ��わかりません。その点、LEDなら発熱の心配はないですね。

レトロなアナログメーターに最新のLEDの灯りが気に入っています。LEDがアウトレット品なので右側のLEDだけ若干色合いが違います。色合いを確認してそろえればよかった。

 剥がれていたチャンネル・チェックパネルは白のカッティングシートを貼って、ケース全体をシリコンが主成分のピアノクリーンで仕上げました。

 LEDの取り付けではずいぶん勉強させてもらいました。何回ばらしたり組み立てたか。苦労した分愛着がわいてきます。
 全機能問題なく調子よく動いています。エフェクターのかかりがMM1242に比べたら弱いぐらいで(MM1242がかかりすぎますが)音色や機能も負けていません。メインミキサーとしても十分活躍してくれそうです。< /p>

2009/06/26

 さて、メンテナンスが終わり最終チェックを行ったところヘッドフォンから全然音が出ていません。メーターも一つだけ針が引っかかることがあり叩いてやると戻ります。また、スライドフェーダーの動きも引っかかるのが気になります。

 各スライドフェーダーは引っかかるので微妙な調整がやりにくい、一番よく使う部品なので、新しい物に交換しようとパーツ屋さんに足を運んで調べてもらったがビミョーにサイズが合いません。また、値段も結構します(1個、2000円前後)。14個交換するのも現実的ではないので分解して徹底的に掃除をすることにしました。

 金属ボディのカシメてあるツメを起こして分解します。内部は掃除をした後でもかなり汚れていました。また、抵抗値も規格は10kΩなので� �が、10〜12kΩの差があります(本来は複数のパーツをチェックして数値の良い物を使います)。マスターフェーダーの左右2個は使用頻度が高いので、あまり使わない11CHと12CHの物と交換しました。
金属のブラシ部分に汚れがかなり付いている所もありました。カーボン抵抗の方もかなり汚れています。
 フェーダーの構造が金属ボディとスライド部分の間にプラスチック板がはさんであり滑りをよくしています。このプラスチック板が接点復活剤などで濡れているため金属ボディとプラスチック板が張り付いてしまい引っかかっていたようです。ケースと部品をきれいにアルコールで拭き取りカーボン抵抗にだけ軽く接点復活剤を綿棒で塗布して組み上げると本来の軽い動きに戻りました。しかし、金属ケースのツメは2回目� �どこかが折れると思います。

 次は、ヘッドフォンですが、最初はヘッドフォン端子をチェックしましたが、問題はありません。次にボリュームをチェックしましたがこれも問題はありません。メインのステレオ信号は出ているのでオペアンプが怪しいと思い、パターンを見ていくと 4558DY を見つけました。このICはヘッドフォンのオペアンプとして有名なようです。パーツ屋さんに同じメーカーのJRC4558Dの型番があったので120円で購入して交換しました。しかし、音が出ない・・・・?

色々ボタンを触っているうちにCUEスイッチを押すと音が出ました。しかし、メインの信号はモニターできるはずだと思い、説明書を読んでみるとCUE信号がモニターできるようになっていました。各インプットチャンネルと、各AUX SEND、メインのST OUTにCUEスイッチが付いていて、CUEスイッチを押すことで複数の信号を同時にモニターできるようになっていました。オペアンプは壊れていませんね。
しかし、モニターしているとヘッドフォン端子の接触不良が見受けられ音が途切れたりするのでヘッドフォン端子を168円で購入、交換しました。

2009/09/17

 メーターは分解してチェックしましたが当たっているところもなくスムーズに動いていましたが、LEDを少し動かして組み付けました。しかし、電源を入れてしばらくは問題ないのですがしばらくすると右のメーターの動きが鈍くなります。これは機械的なものではなく電気的な問題だと思い、LEDの取付のさいに基板に取り付けた抵抗が右のメーター端子に近かったので指で起こし端子と基板から離し、しばらく調子よかっ� �のですが、また症状が出るようになりました。電源を切っても10dbあたりで針が引っかかって止まっています。どうも機械的なトラブルのようです。分解して針のセンターを止めている小さなねじをゆるめるとスムーズに動くようになり問題解決です。

 今度はファンタム電源をチェックすると、1CHと6CHが電源供給できません。XLRコネクターを疑いチェックすると両チャンネルとも3番と1番がショートしています。早速コネクターを2個購入して(1個、504円)取り付けましたが、症状は変わりません。外したコネクターをチェックするとショートしていません。どこか配線でショートしているようで基板をチェックすると配線のコネクターをつなぐところを半田修正したときに半田がつながっていました(視力が弱くなりルーペで� �認しないとわかりません)。半田吸い取り線で修正後、問題なくファンタム電源が来るようになり、全チャンネルでコンデンサーマイクが使えるようになりました。しかし、XLRコネクター2個がまた無駄になってしまいました。

  

これですべての問題が解決しました、やっとメンテナンス完成!

 ほんとに手間のかかるミキサーだ。教訓、取扱説明書はよく読もう、手抜きをすると結局は二度手間になります。

2009/09/17

 24チャンネルのマルチケーブルを入手したので、ミキサーの24チャンネル化を計画しています。必要になればマイクを追加していく予定です。

 当初サブミキサーとして考えていましたが、メインミキサーとしての拡張性がMM1242より優れています。チャンネル増設用の端子で、サブミキサーからのメイン出力信号を受けることができます。AUX SUB IN端子からサブミキサーからのAUX出力信号を受けることができ、サブミキサーからモニター信号やエフェクター信号を受けることができます。音質も悪くないし、メーターの調子が悪かったが、針を止めているネジの調整で直りメインミキサーとして利用します。古いので大きいのではなく、拡張性が優れているのでその分大きくなっています。大きい方が各種ノブの操作性も優れています。MM1242をサブミキサーにして24チャンネルです。MC1202をメインにすれば違和感なく2台を操作できます。

 プロの現場ではデジタルミキサーに移行しましたが、時代に逆行していますね。デジタルミキサーの中古も高価で手が出ません。修理もICチップばかりで大変だろうな。今ある機器を大切に使っていきます。

2009/09/27

 ライブのメインミキサーとして使うに当たりチェックをしていたら、AUX RTN1とAUX RTN2ともエフェクターの音がまったくかかりません。AUX SENDから音は出ていてエフェクターにINしています。エフェクターからエフェクトした音はミキサーのAUX RTNに返ってきているのですがメインSTEREO OUTに音が出ていません。
さっそく分解してAUX RTN基板をチェック、まず配線をチェックしましたが問題ありません。全然音が出ないので4個のトランジスタを疑いチェックしましたがこれも問題なし、コンデンサーをチェックするがこれも問題ないようです。後は、4個のオペアンプしかありません。

このミキサーは、エフェクターのかかりが弱かったので、壊れかけていたオペアンプが完全に壊れてしまったようです。RTN1とRTN2の両方駄目なので4個あるICの内1個だけ型番の違うNJM 4556Dが怪しいですが、安いのでNJM 4558DY(3個)のICも交換することにしました。

 NJM4556Dは探したけれど見つからず、NJM4556ADがあり、NJM4558の出力段の改良で、低電圧動作を可能にしたオペアンプで、NJM4556 の上位互換品なので問題ないでしょう。同じくNJM4558DYも見つからず、NJM4558DDがあり、こちらはノイズ選定品なので4558DDで良いでしょう。

こちらが新しく交換がすんだNJM4556ADです。
交換前のNJM4558DY
交換後のNJM4558DD
 オペアンプ交換後、AUX RTN1、AUX RTN2から問題なくエフェクターのかかった音が出ていました。でもやはりエフェクターのかかりはMM1242よりは弱く感じます。
 このミキサーも古いので次々とトラブルが出ています。小型のトランジスタも音が良いと評判の物が使われていて今は入手不可能です。何とか代替え品は入手できるようですが、音は変わるでしょうね。今の所、コンデンサーもトランジスタも異常は出ていません。コンデンサーは数が多いので全部交換するとコストも時間もかかるのでもう少し様子を見て、気が向いた時に取りかかることにします。
2009/09/29

 コンデンサーの交換も音にどれだけ違いがあるのだろうと思い、1チャンネルの基板だけコンデンサー(10個)とオペアンプ(2個)を交換してみました。

 交換前の1チャンネルの基板、スライドフェーダーが画面左側です。
 交換前の各パーツ。
   
 交換後の各パーツ。無極のコンデンサー1個だけ無かったのでそのままです。
   
 交換後の音の違いですが、驚くほどの違いはありませんでした。良く聞き比べると以下の違いはあります。
  1. 全体に音が明瞭になった。
  2. ベースなど低音が締まっている。
  3. 高音側、低音側ともに音のレンジが広がった。
  4. 音のGAIN・レベル(感度)が上がった。

 これらの違いは良く聞き比べてわかる程度の違いで、各チャンネルによっても差があり、各パーツの個体差にもよるところもあると思うので、交換による差は無いように思います。交換前に音を良くチェックしましたが、ノイズもなく高音も低音も綺麗な音でした。交換後のコンデンサーにも異常は見られませんでした。

 このミキサーの音をはじめて聞いた時は、中音が良く出ていて図太い音と思いましたが、高音が良く出ています。EQがフラットのままではキンキン耳に痛い感じでHigを少し下げてちょうど良いぐらいなので、あえて他のチャンネルのコンデンサーの交換は必要はないようです。

2009/10/01

 このミキサーは1〜3チャンネルが酷使されたようで、1チャンネルのコンデンサーを交換したら2,3チャンネルの音がへたっているように感じます。4〜12チャンネルは1チャンネルと変わらないように聞こえます。全チャンネルで音質をそろえるために2&3チャンネルのコンデンサー(20個)を交換しました。
全部交換したらいいのですが、1チャンネル分500円で、12チャンネルで6000円になります。費用対効果を考えてここまでにしておきます。

2010/04/21

 エフェクターのかかりがいまいち弱いので手持ちのコンデンサーがあるので、ICも合わせて交換してみましたが、結果は変わりませんでした。これは仕様のようです。
電源部の平滑コンデンサー4個も交換しました。交換したコンデンサーはどれも劣化はありませんでした。


 

2011/07/05
 先日のライブの時に9チャンネルの出力が弱く感じたので、入念にチェックを行ったらこもった感じで出力が弱いですね。それとチェックの時に、また右のメーターの針が途中で引っかかり止まってしまいます。オペアンプ(NJM4558DD)は以前に大量に購入済みで、早速交換。ついでに手持ちのコンデンサーも交換しました。メーターは分解してメーターの針を止めている所のネジを少し緩めて修理完了。
   


 

2011/08/09

 モニターからノイズが出ていたので全部のコンデンサーを交換することにしました。発売から23年も経っているのでフィルムの後退が激しいものもありました。手持ちがなくて交換ができていないBPコンデンサーも音響用のコンデンサーに交換です。

 まずは各チャンネル基板のコンデンサーの交換。右が交換後、左が交換前です。1チャンネルで11個のコンデンサーが、これが12チャンネル分です。
 つづいて問題のAUX SEND基板のコンデンサーの交換です。フィルムの後退が激しいものがありました。
 さてメインフェーダー基板のBPコンデンサーですが、大きさがぎりぎりセーフです。音響用のコンデンサーの足の太さの違いが分かりますか。
 メインフェーダー基板交換後。大きさが縦横ともにぎりぎりで抵抗を少しずらさないと付かない物もありました。
 交換後の古いコンデンサー。部品代は送料込みで1,940円でした。
もちろん交換後、ノイズも消えました。これで後5年や10年は使えるだろうが、オペアンプは入手できるがトランジスターが入手できないのがあるのでトランジスタが壊れると修理が難しいな。


 

2011/08/30

 以前から調子の悪いSTERO OUTの右側のメーターの動きが悪いので交換できるようなメーターがないか探しましたがありませんね。しかたないのでAUXのメーターと交換しました。CLIP ランプは付くので使用はできますが、このミキサーもそろそろお払い箱でしょうか。

 


ここで、iは、車は私には登録されているものを見つけることができます
仕様
周波数特性 20Hz〜20kHz 0+1-3dBlevel +12dBlevel +21dBu
STEREO LINE INPUTS
Type 1/4" TRS connectors,unbalanced
Impedance >3.6kΩ
Max.input level +22dBu
EQUALIZER
Low 80Hz/+-15dB
Mid 2.5kHz/+-15dB
High 12kHz/+-15dB
CD/TAPE INPUT
Type RCA
Impedance approx.3.6kΩ,balanced
Max.input level +21dBu
PRE AMP OUTPUTS
MAIN
Type 1/4" TRS connectors,unbalanced
Impedance approx.150Ω,unbalanced
Max.output level +21dBu
MONITOR
Type 1/4"TRS connectors,unbalanced
Impedance approx.150Ω,unbalanced
Max.output level +21dBu
STEREO OUTPUTS
Type -
Impedance -
Max.output lvevel -
Type RCA
Impedance approx.1kΩ
Max.output level +21dBu
MAIN MIX SYSTEM DATA
Noise
MAIN MIX@-oo -102dB/-106dB A-weighted
Channel fader -oo
MAIN MIX@0dB -88dB/-91dB A-weighted
Channel fader -oo
MAIN MIX@0dB -84dB/-86dB A-weighted
Channel fader -oo
LOUDSPEAKER OUTPUTS
Type compatible to NEUTRIK SPEAKON
Load impedance
MAIN L/R 4-8Ω
MONITOR/MAIN MONO 4-8Ω
MAIN MONO/MAIN MONO 4-8Ω
BRIDGE 8-16Ω
DSP
Converter 24-Bit Delta-Sigma,64/128-times oversampling
Dynamics D/A 90dB
Sampling rate 46.875kHz
Delay Time max.5s
Signal run time(Line in >Line Out) approx.1.5ms
DISPLAY
Type dual 7-segment LED
AMPLIFIER

Power amp output
Power@4Ω 2x200W
Power@8Ω(BRIDGE) 1x400W
POWER SUPPLY
Mains voltage 100-240V〜,50/60Hz
Power consumption 500W
Fuse T5AH250V
Mains connector Standard IEC receptacle
PHYSICAL/WEIGHT
Dimensions(HxWxD) 122x390x425mm
Weight 8kg


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Soundcraft SPIRT FOLIO LITE(予備ミキサー)

2011/07/21

 メインミキサー MC1202 と MM1242 どちらにもグループバスがありません。それで、SPIRIT FOLIO LITE をサブミキサーにしてドラムのマイク4本(BD、SN、HH、TOM)をまとめています。ドラム全体の音量レベルの調整で重宝しています。ドラムのTopはメインミキサーで録っています。
また、MM1242 には COMP などを使う INSERT I/O 端子がないので SPIRIT FOLIO LITE をサブミキサーに使い COMP を使っています。

2009/03/17

 2007/03月に、友人が使っていない機材を無償で提供してくれました。このほかにコンプ・リミッターの BEHRINGER AUTOCOM MDX1000、コンデンサーマイク、YAMAHAのエフェクター  FX500など、大事に使わせてもらいます。このサウンドクラフトのミキサーはチャンネル数が少なかったのでとても助かりました。

チャンネルが足らない時に、メインミキサーのYAMAHA MM1242の ST AUX RTN にルートしてサブミキサーとして使っています。もし、メインミキサーが壊れてもこれでPAは続けられます。

スペック
MIX NOISE
Input faders down,Master Faders up

<-81dBu
AUX NOISE
Input Sends down

<-88dBu
E.I.N.
Source resistance 150,

-128dBu
DISTORTION
Mic Gain 30dB, Mix Out at +14dBu

<0.007% @ 1kHz
CROSSTALK (measured at 1kHz sine wave)
Input Fader Attenuation
Aux Send Attenuation
Adjacent Channel
Stereo Separation

>85dB
>84dB
>90dB
>75dB
FREQUENCY RESPONSE
20Hz- 30kHz, relative to 1kHz

+/- 1dB
C.M.R.R
Mono Input at max. gain, measured @ 1kHz
Stereo Input at any gain

85dB
50dB
INPUT & OUTPUT IMPEDANCES
Mic Inputs
Line Inputs
Outputs

2kΩ
10kΩ
75kΩ
INPUT & OUTPUT LEVELS
Mic Input max. level
Line Input max. level
Any Output max. level
Headphone Output each side

+16dBu
>+30dBu
+21dBu
130mW into 600Ω
WEIGHT
Console
Power Pack

2.5Kg
0.6Kg


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Neu MPA-9000III Custom

2010/06/02

「Neu(ヌー)の簡易PAシステムの8chパワードミキサーです。

 オークションの商品コメントで「開封済み及び内部アンプ崩壊確認、完全ジャンク」が100円で入札者がいません。なんだか気になって、ミキサーの「助けて〜」の叫び声が聞こえるようで・・・。必要ないのですが100円で落札してしまいました(いけねえ〜、いけねえ〜)。

 2010/05/03日の連休に送料1,300円で届いた商品は、外見も内部も良い状態です。内部アンプ崩壊のコメントにどんな状態か不安でしたが、パーツもみんな揃っているようです。電源を入れても反応なし、ヒューズが切れていたので交換して電源を入れてもスイッチのランプが付いて消えてしまいヒューズが切れてしまいます。電源基板の2次回路が怪しいのでチェック、目視しただけで終段パワーアンプが壊れているのを確認。出品者が修理したのかパワーアンプ ICを交換していますが、黒く焦げて亀裂が入り崩壊しています。また、プリント基板を痛めてコメントのように「内部アンプ崩壊」の状態です。また、おきまりの各ポットやスライドフェーダーは接点復活剤ではなくCRCを吹いたようでケース内部も各パーツもベトベトとして、各ボリュームの動きも重たいです。

 使われているパワーアンプは、あの「Hi-End」アンプ「ジェフローランド」に使用されていたことで有名な、『National Semi Conductor LM3886TF』を2個使って、最大100W程度の大出力(BTL)アンプ仕様になっています。

 使われているパワーアンプICがメジャーなICで色々なパーツショップから基板キットが発売されているようで、データシートとアンプ回路図が手に入り、部品も手に入るのでなんとか修理できそうです。使われているパワーアンプは良い物のようですが、このメーカーの製品はプリント基板もハンダ付けも、使われているコンデンサーも悪いですね。サウンドキングのPA-500と内部を見比べるとその差は歴然としています。


 こちらが修理前のアンプ基板です。終段のパワーアンプ右側が焼けてパンクしています。

 下の写真が前所有者が修理した後です。プリント基板が至るところで剥がれていたり、傷を入れてパターンが切断されています。ハンダ付けも悪くこれでは動きません。

 アンプの心臓部のパワーアンプIC 周り、赤い印の9ヶ所がパターンの痛んだところです。まるで心臓バイパス手術のような修理です。

 下の写真が修理が終わった基板です。パターンの剥がれた所もありますが使われていないピンなので問題ありません。基板の品質が良くないのか、前所有者の修理が悪いのかパターンの剥がれが多いです。ハンダ付けも悪く全部修正しました。

修理が終わったパワーアンプ基板です。このパワーアンプ LM3886TFが高価で2個で1,596円しました。
LM3886と言うICは、トランジスタが20個程も詰まっている様で、過電圧、低電圧、電源への短絡、熱暴走、温度上昇等を含む過負荷に対して、優れた保護回路で出力が保護されているので高価です。

 交換した古いパーツです。コンデンサーは1個ふくらんでいたのがあったので、パワーアンプ基板だけ手持ちがあったので全部交換しました(部品数は少ないです)。

 全部の基板をハンダ修正して、グラフィックイコライザーのスライドフェーダーと各ボリュームを全部分解して清掃後、接点復活剤を付けて組み上げました。
各チャンネル4個で8チャンネル分、32個のボリュームとマスターに5個、イコライザーが5個と数があるのでいやになります。基板のハンダ付けも何カ所か怪しいところがありました。
  

 仮組みして電源を入れるとパワーランプも付いています。パワードミキサーの心臓バイパス手術成功です。
わくわくしながら音出しをしてみると全然音が出ません。ミキサー部分は正常に機能して各チャンネルともLIN OUT、EFFECT LOOPまでは出力が来ています。パワーアンプに不具合があるようです。
LM3886を使ったオーディオパワーアンプキットが色々販売されていて、ネットで回路図を調べてみると付いているパーツがどうも一致しません。35Vの利用で、8Ω50Wの連続出力が得られます。電源は35Vが来ていますが、コンデンサーなど16Vや25Vの物が使われています。膨らんでいたコンデンサーも50Vの所に16Vの物が使われていました。また、抵抗値のバラツキが回路の性能に影響するところには精度の高い金属皮膜抵抗が使われるのですが、普通のカーボン抵抗が使われているし、抵抗値も25V利用時の値の抵抗が付いています。メーカー生産の時から付いている物か、前所有者が交換した物か定かではありませんが、正しいパーツに交換することにしました。

 

2010/06/16
 部品を交換するならグレードアップをしようと云うことでコンデンサーの容量アップ(3300μFを4700μFに)、金属皮膜抵抗、アイソレータと呼ばれるアンプの安定度を高めるコイルと抵抗を組み合わせた物を追加しました(写真右)。一部音響用コンデンサー(ミューズとファインゴールド)を使用しました。
  
 下の写真が交換が終わったパワーアンプ基板です。
  
 DCバランスもL側 7.1mV 、R側 5.3mVと良いバランスです。パワーアンプICを使うと調整の必要はなく10mV前後になります。テスト用のスピーカーからも気持ちよく音が出ています。パワードミキサーも喜んでいるようです。
よく使うマスターボリュームが小さく操作しにくかったので、一回り大きい物に交換しました。色々グレードアップしたのでMPA-9000 V Custom と名付けました。 2010/06/02 修理完了

 とはいえ簡単には治りませんでした。約1ヶ月の間、基板と回路図のにらめっこ。試行錯誤を繰り返しやっと音が出た時は「ヤッター!」と叫びました。苦労した分喜びも大きいです。おかげで回路図を追うことが出来るようになり、色々勉強になりました。


 

インプレッション 2010/06/03
 エージングをかねてホームオーディオで2日間鳴らしていました。始めはどおってことの無い音でしたが、1日経つと高音も低音も良く鳴り出しました。また、音に艶が出てきてみずみずしいというかキラキラ輝くような感じの何とも云えない音になってきました。ホームオーディオでSANSUIのアンプを使っていますが、サンスイより良い音がします。サンスイの大量の物量投入に対して、ちんけなパワーアンプ基板のNeuのパワードミキサー、やはり評判のパワーアンプICが良いんでしょうか。
中心市街地勝手に応援志隊の木曜路上ライブで使ってみました。音が良いですね、他の人も違いが分かるぐらい良い音で鳴っています。変な癖がなくイコライザーはすべてフラットで、クラッシクプロの安物スピーカーで鳴らしました が、やはり音に艶が有り、みずみずしくキラキラした感じはそのままにしっかり音が前に出てきます。また、パワーが凄いです。ヘッドアンプも強力で、パワーアンプの出力も凄いです。チャンネルのGAINが12時ぐらいで、マスターボリュームは10時ぐらいで十分でした。フルボリュームは試せませんでしたが予想以上に強力なアンプです。余裕のモノラル8チャンネル、LIN OUTはモニターで使えるし、内蔵のデジタルエコー/ディレイも軽くかけると自然で良い具合にかかります。これは使えます!


 


スペック
8チャンネル入力+2ライン入力/
100ワット出力モノラル/
MPA-9000は低価格ながら、豊富な入出力と合計100W出力のアンプをミキサー部に内蔵したPAセットです! モノラル8入力、デジタルエコー、グラフィックEQ、エフェクト用センドリターン端子など豊富な機能を搭載しています!LIN OUT端子が付いているのでモニーターに利用できるし、IN PUT端子も2つ有るのでサブミキサーを繋げるので便利です。

パワードスピーカー部
■100W(8Ω)出力・アンプ内蔵パワードミキサー(モノラル仕様)
■8chマイク/ライン入力、2chライン入力、ヘッドフォン出力
■マスターに5バンド・グラフィックEQ ■デジタルエコー/ディレイ内蔵 ■各chに2バンドEQ
■外部エフェクター用センドリターン端子装備
■外寸: 515(W)×280(D)×215(H)mm
■重量: 12kg


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SONY MX-550

2009/06/02

SONY MX-550(マイクミキサー)と、SONY AC-12(ACアダプター)付が10円"即決のみ"だったので、思わずゲットしてしまいました。

 詳細は不明ですが、どちらも古い物で現行機種のマイクロホンミキサーMX-50(3チャンネル)の古い機種のようです。ケースと一体になったコンパクトな4チャンネルのマイクミキサーで、アナログレコードを繋げるPHONO端子と、LINE IN端子が付いています。機能は問題ないのですが、各フェーダーのガリがひどく、マスターフェーダーはたまに音が途切れます。

早速、分解してフェーダーの清掃をしましたが、潤滑剤を使ったようで油でべとべとになっていました。清掃は手抜きをして接点洗浄剤で油分を溶かし、圧縮エアーで汚れと共に吹き飛ばした後、フェーダー用の接点復活剤を少量スプレーして仕上げました。ガリも無くなり動きもスムーズになりました。基板の半田付けが薄く半田の色が付いているような状態で半田がのっていないので全部補修をしました。

 電源アダプターのSONY AC-12は、6V、9V、12Vに電圧を切り替えることが出来ます。色々使い道があり、これは便利です。ただ極性がソニー製品はセンターが(−)で外側が(+)になっているので他の製品で使うには変換アダプターの製作が必要です。MX-550は電池でも利用できますがこのアダプターだけでも値打ちがあるかも。

 MX-550は、ホームスタジオで常設ミキサーとしてレコードプレーヤーとCDプレーヤーをつなぎ8トラックのカラオケアンプ(50W)で鳴らしています。コンパクトなのでパソコンとつなぎデジタル録音などDTMにも利用できます。コンパクトでケース一体、電源は電池OKなので利用しやすく、音質も遜色ありません。カラオケアンプのようなエコーまで付いていますが、これは要らないですね。


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CLASSIC PRO CP1200

 2006/04月 会場にあわせて出力 450W+450W(8Ω)消費電力1400W/14Aのこのアンプを選びました。もう1クラス上の560W+560Wが良いかなと思いましたが、安いアンプなので効率が悪く消費電力が1600W/16Aと、壁のコンセントで利用するには不安があったので450Wを選びました。
ボリュームは常用で12時ぐらい半分の所で、パワーに余裕がありスピーカーを気持ちよく鳴らしてくれます。しかし、26kg重たい! そのため箱が傷んでしまいケースを購入しました。


 

CLASSIC PRO CP1200 その2

 

 モニターのアンプにパワードミキサーを使っていましたが、やはりサブ機が無いと不安なのでパワーアンプを探していたら CLASSIC PRO CP1200 のジャンクを送料込みで5000円で手に入れました。(2010/07/15)

ジャンクの理由としてBチャンネルの方がノイズしか出なくなってしまい、通常の音が出ません。10回程度しか使ってないとの説明です。

 色々調べたが、原因はつかめませんでした。二重基板で実装パーツばかりでパーツの規格もわからず、もちろん入手も無理です。回路図があっても修理は不可能です。それで、メーカーに修理を見積もりするとBチャンネルボード交換、プリアンプボード交換で、合計金額が16,550円とのこと。やはりメーカーでも基板ごと交換修理しか手がないんですね。結局2万円少々と高い買い物になってしまいました。

 同じ型番のアンプが2台になり2x6 クロスオーバーで3ウェイ+マルチアンプ化が出来るのと、サブウーハーを追加した� ��きにブリッジ2台で利用できるので無理して修理しました。

 中身はこんな感じ、何ともでかい電源用のトロイダルトランス。重量のほとんどをこれが占めています。
電源トランスの理想がトロイダルコアです。コアの形は完全なドーナツ型で、継ぎ目はありません。このコアに線を巻いた物で、理想的な構造で効率がとても良くノイズにも強い、瞬間的に大きなパワーを必要とするときに圧倒的な強みを発揮します。
 
スペック
ステレオ出力(2Ω)RMS 700W+700W
        (4Ω)RMS 650W+650W
        (8Ω)RMS 450W+450W
ブリッジ出力(4Ω)RMS 1300W
        (8Ω)RMS 1200W
周波数特性(+-0.3dB) 20Hz〜20kHz
スルーレート・ステレオ 40V/μesc.
全高調波歪 0.05%以下
入力感度 +4dBu
入力インピーダンス 20kΩ(バランス)10kΩ(アンバランス)
ダンピングファクター 350
ハム&ノイズ -103dB
クロストーク <60dB
入力端子 XLR&TRS フォンx2
出力端子(スピーカー) 5WAYバインディングポスト、スピコン
冷却機構 2スピードDCファンx2
保護回路 DC検出、電源ON/OFF ミューティング、ショートサーキット、オーバーロード、保護回路
消費電力 1400W/14A
サイズ 48.3Wx8.9Hx47Dcm、2U
重量 19.5kg


INDEX

RAMSA WP-1400A

2009/09/02

 フロアーモニター用のパワーアンプを探していました。そして、4年間使用で、時々片チャンネルの保護回路が入る。WP-1400Aを開始価格の4,000円で2009年7月6日に落札しました。

 RAMSA(Panasonic)の現行機種がWP-1400Bなので一つ前の型になるようですが、ほぼ中身は同じでしょう。240W+240W(8Ω連続出力)、400W+400W(4Ω連続出力)で、定価210,000円、絶対新品は購入できません! モニター用のアンプにこれだけの出力は必要ないのですが、これぐらい出力があればメインアンプの予備としても使えるだろうと入手しました。

内部の様子、電源の大型トランスが目を引きます。

 外観はタバコのヤニが外側だけでなく内部もひどいく、年式の割に基板など痛みもひどく感じました。ライブハウスのようなところで酷使されていたと思� �れます。
音はAchは問題ないようですが、Bchの低音が出ていません。そのためBchの音圧が弱くボリュームに印がしてあるのですが両チャンネルで位置がちがい、Bch側が大きくなっています。DC電圧はAch(4.4mV)、Bch(11.6mV)、許容範囲ですがBchに異常があるようです。しばらく音を出していましたが大きな音が出せないので保護回路が入ることはありませんでした。


ここで、最初のニュージーランドフラグが立てたのですか?

 さてどこから手を付けようか、電源を入れて保護回路は解除され、Bchも高音は出ているが低音が出ていない。基板の高温になるところのハンダクラックが多数見られ、全体にハンダやせしているので、ハンダ補修で直ればと期待を込めて全部ハンダ補修をしましたが症状は直りませんでした。

パワーアンプ基板の様子、全部ハンダ補修するの大変です。

カタログを見ると
  • 3つのサーマルセンサーでケース内温度を把握し、クーリングファンを制御するサーボ・クーリング・システムを採用。
  • 過負荷を検出して出力電流を抑えるVIリミッター採用。
  • 直流電圧の異常発生からスピーカーを守るCROW-BAR回路を採用。
 など保護回路が充実しています。ブロックダイヤグラムを見ると保護回路の前にオペアンプが付いています。このオペアンプ(NJM 2068DD JRC) が入力回路の左右に付いています。このICがなかなか手に入らなくて、主なトランジスタも含めてメーカーのサービスに問い合わせしてもらいましたが、在庫がないとの返事でした。
いつも行くパーツショップに2068Dがありましたが、2068DDはノイズ選別品で2068Dでも問題ないようですが、ネットで2068DDの在庫を見つけたので4個200円で入手しました。
 さっそくBchのオペアンプを交換、これでだめだったら無数のパーツ(トランジスタorコンデンサー)を一つずつ外してチェックしていくことになります。
おそるおそるボリュームを上げると低音も出ていて良い音がします。ラッキー! 4個入手したのでAchも交換しました。

電源回路の平滑コンデンサーの頭部がふくらんでいます。

 酷使されていたようなので小型の電解コンデンサー全部(44個)を交換しました。交換した電解コンデンサーも一部は、高級なオーディオ用に交換してこれでバッチリ、と喜んだのもつかの間。クーリング・ファンが回っていません。

クーリング・ファンの電源端子の電圧を測ると0.89Vしか来ていません。試しにファンに12Vの電圧をかけると回っているのでファン本体は壊れていな� ��ようです。
ブロックダヤグラムではファン速度制御回路でコントロールしているようで、基板の電源端子の回りにNJM 2901NというICがあり、調べたが詳細は不明でとりあえず交換したがファンは回りません。

左側の小さなICがオペアンプ(NJM 2068DD JRC)です。ICは直接基板にハンダ付けされていますが、ICソケットを使い故障した時は簡単に差し替えて交換できるようにしました。

 基板のICチップを調べていくとM51957Bがファンモーターの制御をしているようです。このICも交換するが症状は変わらず。

 基板の取り外しを繰り返しているうちにシャーシと基板の間でショートさせてしまい、チェックをしないまま電源を入れたので抵抗が焼き切れてしまいました。
ショートさせた基板の近くのパーツを外してチェックしていくとツェナダイオード2個、セラミックコンデンサー1個、金属皮膜抵抗1個、トランジスタ1個が壊れていました。抵抗が焼き切れていてカラーコードが判別できず抵抗値が分かりません。
IC1個を交換して直るアンプだったのに次々と壊しています。
この写真はWP-1200Bの問題の基板のコーナー部分。D1276Aのトランジスタと周りのダイオード、コンデンサーなど壊れていました。
問題の抵抗はR218の所に付いていますが、WP-1400Aはその下のR217の所に付いています。
 このアンプは現行機種なのでパーツの入手も楽だろうと思っていたのですが、設計が古いようで使われているパーツも古い物があり入手しにくくなっています。業務用機器と言うことでランクの高いパーツが使われているのも入手しにくい原因なのですが。
コンデンサーもほとんど交換してコンデンサーの入手時に小さなトランジスタも合わせて入手しています。

 部品取り用にと「電源も入り、冷却FANも回りプロテクトも解除されるが、音が出ない」というWP-1200Bを入手していたのでこちらで確認しようとして基板を外すときに、こちらもシャーシとショートさせてしまいました。電源を切ってから何日もたっていたのにこちらのスパークの方がひどかったのでびっくりしました。いやな予感が的中、WP-1400Aと同じパーツが壊れて います。

 さてどうしたものか? 回路図もなく同型の作動品を手に入れるしかありません。オークションで探していると手頃なWP-1200AとWP-1200Bがありました。開始価格は同じ5000円で、同型のWP-1200Bが良いのですが、業者の出品で「通電のみ確認OKで、ジャンク扱い」と言う物で。WP-1200Aは個人出品で「電源はつきますが動作確認は出来ていませんのでジャンク扱い」です。型は古いですがWP-1200Aを開始価格の5000円で入手しました。
問題の抵抗はWP-1200Aには基板のR218についていますが、WP-1400AはR217についています。抵抗の付いている位置は違うのですが、同じ抵抗の4.7Ωの金属皮膜抵抗でいくことにしました。

 アンプの修理は高電圧が存在するので危険です。ゴム手袋をしてコンデンサーは抵抗を使い電圧を抜いて作業するようにして、基板の取り外しにはシャーシに直接触れないように注意するようにします。
 壊れたトランジスタ(2SD1276A)は、ファンモーターを制御しているICとつながっていてファンの電源用のトランジスタのようです。ネットで探しましたが、同じ型番はどこにも見あたりません。ただ、型番の上下の2SD1275Aと2SD1277Aを見つけました。データシートを比べたら2SD1277Aが扱える最大値が優れているので入手することにします。ただ、用途が1276A が低周波/電力増幅用で2SD1277Aが中速度/スイッチング用と用途が違うので互換性はないかも分かりません。
その他のツェナダイオード、セラミックコンデンサー、金属皮膜抵抗などは何とか揃い交換しました。煙が出たらすぐスイッチが切れるように恐る恐るスイッチを入れるとプロテクトが解除され電源が入りクーリングファンも回っています。バンザイー!

壊れていたパーツ、じゃなくて私が壊したパーツでした。

交換した4個のICと、44個の電解コンデンサーを交換しました。

修理が終わった内部

 DCバランスはAchが4.8mV、Bchが11.5mVと修理前と変わりませんが、10mV前後なら問題ないのでこのまま行くことにします。バイアス電流はメーカー規定値がわかりませんがAchが、2.8mV、Bchが2.4mVでこちらも問題ない� �うです。また元々、保護回路が働くとのことだったのでクーリングファン関係に何らかのトラブルがあったのかもわかりません。交換した電源用のトランジスタ(2SD1277A)も問題ないようです。

 パワーアンプの修理はパーツ交換だけでなく細かな調整が必要で、高価な測定機器が必要になります。しかし、デジタルテスターとアナログテスターしか持っていません。できる範囲のメンテナンスと修理で何とか音が出るようになりました。小遣いも厳しくなり新品の機材はなかなか入手できず、誰も必要としないようなジャンク品を集めています。おかげで電子工作のスキルアップと、リペアの楽しみも加わり、機材も充実するし、エコロジーにも貢献しているので4倍お得です。

 音を出してみましたが良い音で鳴っています。W P-1200Aより音に厚みがあり、重低音です。オーディオ用の高級なコンデンサーを使ったせいもあるかな。
出力端子がねじ式ターミナルなのでスピーカー接続のスピコン端子の加工が必要ですね。

2009/09/11

 スピーカー配線のフォーン端子変換アダプターを制作。綺麗なケースを使えばいいのですが、アルミベランダの廃材を利用したので見栄えは悪いです。メインスピーカーの許容入力が600Wなので保護ヒューズは付けていません。
 メインスピーカーのアンプですが、出力がもっとほしい時はブリッジ接続800WでサブアンプのCP1200とブリッジ接続で利用しても良いし、サブローを追加した時のアンプとしても利用できるかな。

2009/09/26

 長いスピーカーケーブルが両端スピコン端子なのでスピコン端子変換アダプター制作。NEUTRIK ( ノイトリック ) / NL4MPとカナレのスピーカーケーブル(CANARE 4S6)を使い制作しました。ノイトリックのスピコン端子はおすすめです。1個190円でしっかり固定できて安心感が違います。

 重量があるので3Uのアンプケースも新品を購入しました。6000円のケースに4000円のアンプが入っています。

スペック
電源 AC100V 50/60 Hz
消費電力 520W
400W+400W
4Ω定格出力時 約1500W
定格出力 240W+240W(8Ω連続出力)
400W+400W(4Ω連続出力)
800W(BTL8Ω連続出力)
周波数特性 20Hz〜20kHz +0、-0.5dB(4Ω1W出力時)
全高周波ひずみ率
(両チャンネル駆動時)
0.3%以下(40Hz〜20kHz)
混変調ひずみ率 0.3%以下(SMPTE、CCIF、DIM100)
クロストーク -60dB以下(20kHz)
ダンピングファクター 100以上(8Ω1kHz)
S/N 100dB以上(IHF A W.T.D)
入力感度 +4dB(可変) 0dB=0.775Vrms
電圧増幅度 30.3dB
入力インピーダンス 40kΩ(平衡))
入力端子 キャノンタイプコネクター(メス) および大型複式ジャック(並列接続)
出力端子 ねじ式ターミナル
寸法 3Uサイズ 幅 480mm 高さ 146mm 奥行き 394mm
質量 約17kg
仕上げ パネル&カバー:黒色塗装(マンセルN1近似色)


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RAMSA WP-1200A

2009/09/02

 WP-1400AとWP-1200Bを基板とシャーシをショートさせてしまいパーツを壊してしまいした。抵抗が焼き切れてカラーコードが判別できず抵抗値が分かりません。回路図もなく同型の作動品を手に入れるしかありません。オークションで探していると手頃なWP-1200AとWP-1200Bがありました。開始価格は同じ5000円で、同型のWP-1200Bが良いのですが、業者の出品で「通電のみ確認OKで、ジャンク扱い」と言う物で。WP-1200Aは個人出品で「電源はつきますが動作確認は出来ていませんのでジャンク扱い」です。
型は古いですがWP-1200Aを開始価格の5000円で2009年8月13日に入手しました。
 ラック固定用の金具が片方付いていませんが、外観は傷も少なくかなり良い状態です。ゴムの足が4個付いているし、ボディ上面に足の跡もあるので。ホームオーディオで積み重ねて利用していたようです。ふたを開けるとごらんの通り、埃まみれです。
 エアーガンで埃を取り除き簡単なチェックをしましたが、DC調整も左右6mVぐらいで問題ありません。パーツの外観も問題ありませんが、電源回路の基板の一部に熱で変色した部分がありハンダクラックが見られたので修正をしました。この部分はWP-1400Aでもトラブルが起きたクーリングファンの電源用トランジスタのある部分で、発熱をともない痛みやすい部分なのかもわかりません。
使われているコンデンサーなどを見ると現行機種のWP-1200Bよりランクの高いパーツが使われています。外観はロック付きのXLRコネクターや、ねじ式のスピーカー端子など使いやすくなっているが、内部はコネクタも基板にハンダ付けされていたり見えないところでコスト削減がされています。音に違いはないだろうが、中身はWP-1200Aが良いよう に思います。
 ホームオーディオでCDプレーヤーを直接つなぎ出音してみましたが問題なく良い音で鳴っています。パワーアンプのボリューム1メモリでも大音量で、CDプレーヤーのLINE OUTのボリュームをぐっと絞っています。ワンオーナーでホームオーディオの利用なら過大入力も過大出力もないと思われます。このアンプは定価147,000円なので、これは掘り出し物だったかも分かりません。
2009/09/10

 PA機材を接続してテストした結果、Achは低音が出ていなくて、Bchは高音が出ていません。WP-1400Aと同じオペアンプ(NJM 2068DD JRC)が壊れています。ICソケットを取り付けAchとBch、2個のオペアンプを交換すると直りました。オークションでジャンク出品されているものはどこか壊れていると思って間違いないですね。このICはよく壊れるようなので2068Dを2個手元に確保しました。

 以前、手に入れた中古の2Uサイズのラックケースに収めました。ピッタリです。


 

 スピーカー配線&スピーカー保護ヒューズ

 出力端子がねじ式ターミナルなのでフォーン端子変換アダプターを製作。アルミベランダの廃材を利用して、スピーカー保護のヒューズも取り付けました。ヒューズの容量の目安は。
スピーカーの連続許容入力:70W
スピーカーのインピーダンス:8Ω
I=√70/8
上の計算から、必要なヒューズの容量は2.95Aなので3Aのヒューズを使いました。ヒューズも速断ヒューズが良いと思うのですが、普通のヒューズを使っています。

 フロアーモニター用のBEHRINGER EUROLIVE S1220Fのアンプに使用。
スペック
電源 AC100V 50/60 Hz
消費電力 340W
200W+200W
4Ω定格出力時 約830W
定格出力 120W+120W(8Ω連続出力)
200W+200W(4Ω連続出力)
400W(BTL8Ω連続出力)
周波数特性 20Hz〜20kHz +0、-0.5dB(4Ω1W出力時)
全高周波ひずみ率
(両チャンネル駆動時)
0.3%以下(40Hz〜20kHz)
混変調ひずみ率 0.3%以下(SMPTE、CCIF、DIM100)
クロストーク -60dB以下(20kHz)
ダンピングファクター 100以上(8Ω1kHz)
S/N 100dB以上(IHF A W.T.D)
入力感度 +4dB(可変) 0dB=0.775Vrms
電圧増幅度 27.2dB
入力インピーダンス 40kΩ(平衡))
入力端子 キャノンタイプコネクター(メス) および大型複式ジャック(並列接続)
出力端子 ねじ式ターミナル
寸法 2Uサイズ 幅 480mm 高さ 102mm 奥行き 394mm
質量 約12kg
仕上げ
パネル&カバー:黒色塗装(マンセルN1近似色)


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CLASSIC PRO CSP12

 2006/04月 スピーカーは価格、音楽ソース、会場、パワーアンプ、などを考えて CLASSIC PRO CSP12 にしました。
音楽ソースもアコースティック中心ですが、EQもほとんど触らないでも素直な音が出ていると思います。450Wのアンプで鳴らすと迫力のある大きな音が出ます。

2009/09/26

 スピコン端子がグラグラしてきたのでNEUTRIK ( ノイトリック ) / NL4MPに交換しました。以前はグラグラしていたが、ノイトリックに変えたらピタリと入り、しっかり固定、びくともしません。この安心感はさすがノイトリック!
1個、190円で大きな安心感。ケーブルのスピコン端子も交換しようと思います。アンプの変換アダプター用に調達した物で四角ですが、丸形のNL4MPR(290円)だとピタリとはまりスマートですね。

スペック
■ 12インチウーハー、2ウェイ
■ ドライバー:44mmドライバー
■ 周波数特性:(-3dB)50Hz〜18kHz
■ 周波数特性:(-10dB)40Hz〜20kHz
■ 感度:97dB
■ インピーダンス:8Ω
■ 許容入力:600W(プログラム)
■ 最大SPL:121dB
■ 歪率:<1%
■ コネクター:スピコン×2
■ 寸法・重量:42W×62H×38Dcm、18kg

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BEHRINGER EUROLIVE S1220F

 当初から古い8トラカセットのカラオケアンプをモニターに利用していました。これが、ハウリングが起こりやすく見た目もカッコ悪い。しかし、なかなか新品は買えないし、中古を探していたら、状態のすごく良いモニタースピーカーを安く手に入れることが出来ました。2008/09月
もし、メインスピーカーが壊れてもこれを使ってPAを続けられます。
スペック
システムデータ
継続出力(IEC268-5) 70W
ピーク出力 280W
タイプ 2ウェイフルレンジスピーカー
周波数レスポンス 50Hz-20kHz
インピーダンス
音圧レベル 98dB
分散 90°x40°
クロスオーバー周波数 3.5kHz
装備/調度 人間工学的に設計された取っ手
コンポーネント
HFドライバ デュアルエレクトロダイナミックドライバ
ウーハ 12"
外形寸法/重量
428mm
高さ 550mm
奥行き 371/115mm
重量 13kg


SoundKing PA-500


2009/12/18
2009/12/18

 ミキサー、マイク、アンプ、スピーカー、ケーブルが全てそろった、激安!PAシステムを手に入れました。
この手の激安PAセットはメーカー名は違えど中国製で中身は同じ物だと思います。写真の1回だけ使用したSoundKingのPAセットが1000円で出ていたのでモニターに使えると思い1000円なら良いかと思い入札していたら落札しました。神奈川からの4個口発送で送料が6520円かかりましたが、半額以下で手に入れることが出来ました。

 一カ所、スピーカーの角のプロテクターに擦り傷があるだけで新品と同じような商品です。もちろん機能も問題ありません。スピーカーは10インチウーハー、2ウェイ(4Ω200W)で良い音しています。サイドモニターや、野外ライブのPAシステムに利用しています。
アンプスタンドを使い� �に転がしてモニタースピーカーに使っています。

2010/08/02

SoundKing PA-500のパワード・ミキサーはミキサー部が壊れて、両面基板で複雑で回路図がないと修理は難しい状況であきらめました。パワーアンプ部は生きているのですが部品取りです。

2009/12/19

 スピーカーの接続端子(ネジ式ターミナル)をスピコン端子に交換しました(もちろんノイトリックです)。パネルがプラスチックで穴あけが簡単でした。スピーカー用のヒューズも加工しないと、このスピーカーは5Aのヒューズです。

パネルに穴が空いているし、プラスチックのパネルが加工しやすかったので、ヒューズをスピーカーに付けました。
CP-1200のアンプでならしてみました。グラフィックイコライザーの CLASSIC PRO(クラシックプロ)/CEQ231で、4KHzがハウリングするのでカットして中音を少しブーストすると良い音しています。モニター用のプリフェーダーなのでグライコをバイパスするとチープな音ですが、グライコを使えばメインスピーカーとしても使えますね。
ヤマハのメインミキサーMC1202がモニター用AUXが1つしかありません。それで、ギターアンプ用に自作したラインミキサーをスプリッターとして使い2系統に分けてフロアーモニター用とサイドモニター用に出力して使います。サブミキサーのMM1242はモニター用AUXが2つあるのでこちらはそのまま2つのモニターとして使えます。
スピーカーキャビネット仕様
許容入力 200W
インピーダンス 4Ω×2
スピーカー (10'&Tweeter)×2
周波数特性 50Hz〜20KHz
感度 90db
クロスオーバー 3KHz
サイズ(1pc) 270mm(W)×530mm(H)×310mm(D)
重量(1pc) 12.5kg


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MIC


ダイナミックマイク
AUDIX OM-3xb 1
SHURE Beta 58A 1
SHURE SM58 3
SHURE SM57 3
SHURE Beta 52(低音専用) 1
EV(エレクトロボイス)Cobalt Co5 1
EV Cobalt Co4 1
BEHRINGER Ultravoice XM8500 2
SoundKing 1
PIONEER 1
Technics (トークバック用) 1
コンデンサーマイク
FEILO CR1-4 1
BEHRINGER ECM8000
(測定用コンデンサーマイク)
1
ワイヤレスピンマイク
SHIYA NC-1001A 1

 2006/04月に業界標準のSM58を2本新品購入しました。あとカラオケ用のTechnicsのマイク1本と、友人からステレオに付いていたPIONEERのマイク1本を提供してもらいました。足らない分は音楽仲間から貸してもらいました。マイクも高いので少しずつ増やしていきました。

 2006/06月にSM57を2本と、BEHRINGER Ultravoice XM8500を2本購入しました。XM8500はSM58の1/4の値段ですが、評判がいいので本数稼ぎに購入してみました。これが評判どうりの良いマイクです。感度もSM58より良くて、音も悪くないし値段が安い!

 2007/03月に友人が、コンデンサーマイク FEILO CR1-4を無償で提供してくれました。このコンデンサーマイクが良いですね、感度も音もダイナミックマイクとは違います。アコースティックギターの録音に使いましたが、空気感が録音できました。ライブでも利用したいと考えていますが、なかなか利用する機会がありません。
サスペンションホルダーのゴムが切れていたので機械の運動用Oリングを使い修理して使っています。

 2009/01月に、SHURE SM57 ウィンドスクリーン A2WSBK付き、マイクケーブルも付いています。2回だけ使用� �USEDを購入。SM57も良いマイクで、楽器にもボーカルにも利用できますが、吹かれに弱いのでボーカルに使うにはウィンドスクリーンがあると良いようです。そのウィンドスクリーンも付いていました。

2009/06/02

 ミキサーのチャンネルが増えたのでBeta58Aの中古を入手、出品者がおまけにEV Co5も送ってくれました。EVの Cobaltシリーズは磁石の材料の名前からCo5(コバルトファイブ)と言われているマイクです。薄型磁石を使っているため落下時の衝撃に強いという長所があるそうです。動作チェックをして棚の上にマイクを置いたら転がって120cmの棚からコンクリート床の上に落としてしまいました。しかし、壊れませんでした。丈夫なのは立証できました。性能も価格以上と思います。
Beta58Aは良いですね。新品同様で音も気に入ったのでMy マイクに決定です。

 チャンネルも増えたのでドラムのマイキング用に低音用マイクの中古を探していたらSHURE Beta52が出ていたので入手。安いバスドラ用のマイクもありますが性能に差があるようで、この手の特殊なマイクの中古はあまり出てこないし、価格は高めですが新品は買えないしね。

2009/10/24

 SHURE SM58とマイクコード6m付きを、送料込み3400円でゲット! マイクの状態も良く、コードはXLR−フォンでしたが2芯タイプなのでXLR(オス)に交換してバランスコードにしました。SM58は中古でも高いので掘り出し物です。

また、このマイクにはMADE IN USA の記載があり輸入品のようです。当時7万円ぐらいしたようですが90年頃にメキシコ製になり安くなったものの音が変わってしまったのでUSA版じゃないとダメだという方も多いようです。

2010/02/11

マルチプロセッサー DBX DriveRack PA のAuto EQを使ってピンクノイズを測定してEQ設定をするために、測定用コンデンサーマイク BEHRINGER ECM8000 を購入。

2010/03/22

 EV Cobalt Co4(楽器用)を中古で入手。

2011/01/12

 AUDIX OM−3の評判が良いので中古を送料込みで4000円で入手。こもった感じが無く、すっきりした音でなかなか良さそうです。


 

2011/09/14
 またつまらない物を落札してしまいました。
ワイヤレスピンマイク SHIYA NC-1001A
中国のSHIYAという会社の物みたいです。ほとんど使われていないような品です、送受信機がペアになっていて、ピンマイクが付属しています。送料入れて740円でした。新品でも1900円ぐらいで売られています。

電源は、送信側は006P 9V電池、受信側は単3電池1個です。
受信側は見ての通り、6.3Φ標準ジャックに直接挿すようになっています。

電池を入れて試してみましたが、やはり問題あるようです。
送信機と受信機を分解して基板チェックとコンデンサーを調べましたが問題ないようです。
送信機側はラジオで電波を受信できるので問題ないようです。受信機側の周波数を調整すると問題なく受信できました。

ノイズレベルは高めです。無音にすると、サーという音が聞こえますが、ミキサーのYAMAHA 01Vにはノイズゲートが各チャンネルで使えます。
ノイズゲートをONにしてやるとノイズは消えました。しゃべっているとノイズは気になりません。
感度は問題ないし音質も悪くないのでトークでは十分使えます。到達距離が20mぐらいとの事なので、ダイレクトボックスに受信機をつなぎ足下に置いておけば問題ないでしょう。

今の所使い道はないのですが、ギターのインスト演奏時のMCマイクに使おうかと思っています。マイクスタンドが無くなりステージがスッキリするかな。


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DBX DriveRack PA

 メインスピーカーのチューニング用に安いGEQなど物色していましたが、DBXのマルチプロセッサー DriveRack PA を入手しました。現行機種はPA+で一つ前の型になりますが、展示品で一度開封されショーで使用された開封未使用品。輸入品で国内代理店のサポートは受けられないという、いささか怪しげな商品です。同じような物で BEHRINGER にするか、同じDBXの下位機種の DriveRack PX にするか迷ったのですが、価格が同じぐらいだったので手に入れました。(2010/02/05入手)
 PAシステムに必要な以下の機能を搭載。 各機能を説明すると長くなるので省きますが、クロスオーバー機能を少し説明すると 2入力6出力のステレオ構成で出力は高域用、中域用、低域用に区分できる。ステレオ2WAY〜3WAY用チャンネルデバイダが売りの機種です(ここがポイントで、サブウーハーを手軽に追加できます)。高機能でコンパクト、デジタル処理され、経験を必要としたスピーカーのチューニングなどがメニューに沿って情報を順番に入力していくとシステム設定が完成するウィザード機能がある魔法のような機材です。私の持っている機材は古いアナログの機材ばかりですが、これはちょっと自慢できるかも。ただ全部の機能を使いこなすには時間とスキルが必要です。
  1. ハウリング・サプレッサー
  2. サブハーモニック・シンセサイザー
  3. イコライザー
  4. コンプレッサー
  5. リミッター
  6. クロスオーバー
  7. ディレイ
  8. 28バンド・リアルタイムアナライザー

インプレッション

 サブウーハーにベースアンプ(Ibanez Sound Wave 100)の15インチのスピーカーユニットにスピコン端子を追加して CLASSIC PRO CP-1200のアンプで鳴らしました。DriveRack PA は、システム設定、オートイコライザー、フィードバック・サプレッサーなどウィザードに沿って簡単に設定できます。

 サブウーハーが加わると出音に厚みと迫力がでます。オートイコライザーもバランス良くスピーカーを鳴らしてくれます。ヒップホップなどは重低音がズンズン出ます。その他の機能も使いやすくホントに優れた機材です。使いこなすのも時間はかからず半日遊んでいるとほぼマスターできました。これで、My PA Systemも理想の音ができあがりました。


INDEX

ALESIS 3630 COMPRESSOR

2010/01/19

 ドラムをマイク収音すると、大きな音圧のためGAINを絞らなければならないので音が細くなります。また、ボーカルの強弱をスムーズにしたり、ベースギターに特有のサスティン効果を得たり、PAシステムの全体的レベルを上げる為にコンプレッサーが必要になってきました。BEHRINGER PMH-1000のパワードミキサーみたいなヘッドルームが狭く、パワーがないミキサーなどにもコンプレッサーがあれば十分活用できるようになります。最近のヤマハのミキサーにはコンプレッサー内蔵の機種もあります。
BEHRINGE MDX1000のコンプレッサーを持っていますが、いまいち活用方法が分からずにシステム保護のリミッターとして使っていましたが、もっとコンプレッサーとして活用しようと考えていた時にハードオフでALESISのコンプレッサーが5250円で見つけました。3630は現行機種でコンプレッサーの入門機種としては使いやすく機能も十分で外観も使い込まれた様子もなく機能チェック済みと言うことで購入しました。

 フリーライブでチェックをかねて使用しましたが、良いです! THRESHOLD(-10)、SOFT KNEE、RATIO(4:1〜6:1)、ATTACK(50ms)、RELEASE(500ms)、OUTPUT(+10)、の設定で使いました。BEHRINGER MDX1000と合わせて4chにコンプレッサーをかけることができるのでドラムも足りるでしょう。ノイズゲートも内蔵しています。これから色々設定を探っていきます。

スペック

■タイプ:ステレオコンプレッサー、リミッター、ゲート
■入力端子:モノラルフォン×2
■出力端子:モノラルフォン×2
■ダイナミックレンジ:118dB
■周波数特性:10Hz〜30kHz
■THD+ノイズ:0.05%
■寸法:48.3W×10.2D×4.5Hcm、1U
■重量:1.2Kg
■電源アダプター付属 (ALESIS/M ADAPTOR)
■サイドチェーン入力:TRSフォン×2
■入出力レベル切り替えスイッチ:+4dB、-10dB
■PEAK/RMSスイッチ:PEAK、RMS(平均値)のどちらに反応するか選択可能
■HARD KNEE/SOFT KNEEスイッチ:スレッショルド値を超えた信号のリミッターのかかり方を選択可能
■INPUT/OUTPUTスイッチ:メーターに表示される信号が入力、または出力のどちらか選択可能
■BYPASS/COMPスイッチ:信号が3630を通るか通らないか選択可能
■STEREO LINKスイッチ:AchとBchを同期させることが可能。Achがマスターとなります。


INDEX

BEHRINGER AUTOCOM MDX1000

 2007/03月に友人から提供いただいたコンプ・リミッターです。機能はコンプレッサー/リミッター、エクスパンダー/ゲートとダイナミックエンハンサーが装備されています。コンプ・リミッターも奥が深く十分使いこなせていません。
 現在は、システム保護としてリミッターとして利用しています。設定は、THRESHOLD +15、HARD KNEE、RATIO 10:1、ATTACK&RELEASE AUTO で使っています。
2009/09/26

 IN PUT&OUT PUTのフォーン端子が基板にハンダ固定でグラグラしていたのでホットボンドで固定しました。ガッチリ固定でハンダクラックのトラブルも回避できるでしょう。


INDEX

CLASSIC PRO CEQ231

2009/10/01
 アーティストモニター用のAUX SENDはプリフェーダーでイコライザーの手前に設けられているので、音質調整ができません。そのままの音質では高音が強くキンキンした音で、ハウリングが起こりやすくグラフィックイコライザーが必要になってきました。ベリンガーのパワードミキサーや、サンクラのミキサーで調節することもできますが、なかなかハウリングは押さえることは出来ません。やはりグラフィックイコライザーで特定の周波数だけカットできる方がベストなので色々探していると、クラシックプロの低価格のイコライザーが5000円即決価格で出品されていたので入手しました。送料入れても半額以下です。2009/10/01購入

 PAシステムは出来るだけシンプルな方が良く、機材が増えるほど音質が低下します。高価な機材は音質の低下が少ないんですね。YAMAHA� �DBXの中古を探していましたが、やはり高い。安い物はボロボロかジャンク品。
 入手したイコライザーは、「購入後、2ヶ月ほどの使用で、現在まで箱に入れ保管してありました。動作確認ずみです。中古品ですが、使用頻度も少なかったため状態は大変いいものになってます。」とのコメントがあり、送られてきたCEQ231はごらんの通りとても綺麗で状態の良い物でした。安いイコライザーですが4KHzと8KHzを少しカットしてやると全体の音を変えることなくハウリングを抑えることが出来ます。フィードバックを検出する上位機種もありますがこの機種で十分ですね。このイコライザーを通すと音が全体にソフトになるようです。音が悪くなるわけではなく、元の音が高音が強いキンキンした音なのでちょうど良いですね。アマチュア� �モニター用に使うのでハウリングが起こらないようになれば十分でしょう。ハウリング対策には鬼に金棒です!

 このイコライザーは、ステレオタイプなので2系統のモニターで使います。パワーアンプをモノラルモードでスピーカーを2つ鳴らして、フロアーモニターとサイドモニターで使用しています。

2011/09/26
 機材チェックをしていてAchの出力が弱い事に気がつきました。多分初段のオペアンプが壊れたようです。空けてみるとオペアンプはすべて4558Dが使われています。このオペアンプは他の機材でもよく使われているので大量に入手済み、まだ6個在庫があるので早速交換しました。パーツが間に合わない時は今度のミュージックパークはグライコ無しになると思っていましたが良かったです。

 しかし、見えている部品の交換をするのにバラバラに分解しないと交換ができません。それも、基板とスライド・フェーダーの基板が何十箇所もハンダでつながっています。部品の点数も少ないのにメンテナンス性はすごく悪いというか、修理のことは考えていません。本体価格が12,800円なので修理するより新しいのを買い換えた方が安いという か、修理の手間代と送料の方が高く付きそうです。
赤い丸で印した2個のオペアンプを4558DDに交換しました。他のオペアンプもすべて4558Dです。基板のハンダもすべて修正しました。
修理後、両チャンネルとも同じように入力来ています。

 

CLASSIC PRO(クラシックプロ)/CEQ231

☆タイプ:ステレオグラフィックイコライザー
☆周波数帯:20Hz-20kHz
☆周波数特性:<10Hz to>40kHz-3dB
☆THD+ノイズ<0.005%>
☆消費電力:17W
☆入力端子:TRSフォン/XLR
☆寸法:48.2×25×8.8cm,2U
☆重量:3.8kg
☆入力インピーダンス:バランス20kΩ、
アンバランス10kΩ
☆出力インピーダンス:バランス1360kΩ、 
  アンバランス680kΩ
☆最大入力レベル:>+21dBuバランス/アンバランス
☆最大出力レベル:>+19dBuバランス/アンバランス〜2kΩ以上、>+13.5dBmバランス/アンバランス
(〜600Ω)
☆S/N比:92dB
☆バイパス:グラフィックEQセクションをバイパス
☆ローカット:45Hz 12dB/オクターブハイパスフィルター
  を作動
☆レンジ:+/6dB,または+/-12dB
☆定格電圧:AC100V 50/60Hz


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YAMAHA SPX90

 2009/01月にギターのエフェクターとしてバックアップ用電池切れを安く手に入れました。1985年発売でベストセラーになったデジタルエフェクターです。発売から24年も経ちますが気持ちの良いリバーブの音は今も健在です。ギターは安いマルチエフェクターを使いメインミキサーのエフェクターに使うことにしました。

 バックアップ用の電池は基板に直接ハンダ付けされています。この電池をはずして電池ケースを取り付けました。これで電池交換のためにいちいち基板からはずす必要がなくなります。
初期化コマンドを実行して電源オン、その他の機能も異常なく、生き返りました。費用は電池ケース 220円、CR2032電池 260円。

 プリセットプログラムも30種類入っています。パラメーターの変更も出来るので多彩な音作り もできますが、メモリーNo.1のREV 1 HALLが自然で一番気に入りました。エフェクターはあくまでも飾りです。

  


 

バイパススイッチ

2011/01/19
 
 エフェクトをカットしてダイレクト信号を出力するBYPASSキーがエフェクター本体についています。MCの時にエフェクトをカットするのに使いますが、ミキサーとエフェクターが離れていると押しにくいので、フットスイッチが発売されています。

 簡単な物なので自分で作ってみました。YAMAHAのSPX90は、スイッチを押していない状態でON、スイッチを押した状態でOFFとなるタイプが必要です。メーカーによってはON、OFFが逆のタイプもあります。フットスイッチ用の大きなスイッチはロックがかかってしまうタイプしかないので、小型の指で押すタイプにしました。市販製品はコードが直付けの物が多くコードが長いので、手元で操作するのでケーブルをジャックに差し込むタイプにしました。

 今までは、BYPASSキーは使わずミキサ ーのSENDつまみを絞って使っていました。ちょっとした物ですがミキシングでは便利です。モノラルジャックは手持ちがあったので、ケースとスイッチで500円ぐらいです。


 

スペック
アナログ部
周波数特性
ダイナミックレンジ
ディレイ
リバーブ、その他

20Hz〜12kHz

81dB
75dB

高調波歪率(ディレイ時) 0.03%(@1kHz,MAXIMUM LEVEL)
INPUT
チャンネル数
方式
規定入力レベル
入力インピーダンス
コネクタ

1
アンバランス入力
+4/-20dB
10kΩ
ホーン
OUTPUT
チャンネル数
方式
規定出力レベル
出力インピーダンス
コネクタ

2
アンバランス出力
+4/-20dB
600Ω
ホーン
デジタル部
AD/DAコンバータ
サンプリング周波数
メモリー
プリセットプログラム
ユーザーズプログラム

16ビット
31.25kHz

No.1〜30
No.31〜90

フロントパネル
INPUTレベルコントロール
KEYスイッチ

フットスイッチジャック
ディスプレイ
メモリーNo.
プログラム名称
パラメーター
入力レベル


-10dB(NOMAL POSITION)
PARAMETER, BALANCE,
DATA INCREMENT,
DATA DECREMENT, STORE,
RECALL, MEMORY
INCREMENT,
MEMORY DECREMENT,
UTILITY,
FOOT TRIGGER, BYPASS
MEMORY/TRIGGER, BYPASS

7セグメント2桁LED

16文字2ライン(LED照明付)
7素子LED(0〜-30)

リアパネル
コネクタ

スライドスイッチ


INPUT,OUTPUT L/R, MIDI IN/
THRU,
REMOTE,
INPUT LEVEL(+4/-20dB切替)
OUTPUT LEVEL(+4/-20dB切
替)
電源 AC100V 50/60Hz
消費電力 12.5W
寸法(WxHxD) 480mmx45.2mmx285mm
重量 3.2kg


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BOSS DI-1

 
 定番ダイレクトボックスのBOSS DI-1です。ハードオフで800円で手に入れました。未チェックのジャンク品で、かなり使い込まれています。6チャンネルのDIを持っていますが、電源が必要でちょっとほしい時に不便です。小遣いで買えるし、壊れていても簡単に直せるだろうと思い入手しました。

 スライドスイッチのネジがゆるんでグラグラしていただけで機能は問題ないです。ジャックのホールド感も良いですね。さすが、多くのミュージシャンが愛用している訳です。普通に扱う分には壊れません。また、音も良いと評判です。よく見ると、新しい物よりこのぐらい使い込まれている方が貫禄がありますね(前の所有者は、どんな音を鳴らしていたのだろう)。


 

2010/06/16
 接触不良の症状が出たのでコネクタ、配線などメンテナンスしてみましたが症状が治りません。どうもトランジスタが半殺し状態のようです。使われているトランジスタを調べると2SB646 A の在庫が残り少ないようです。後になって入手できなくなると困るし、使われているトランジスタは8個で全部交換しても部品代は230円なのでこのさい全部交換することにしました。酷使されていたようなので電解コンデンサーも全部交換することにしました。
 中身はこんな感じで部品数も少ないです。
 交換の終わった基板です。トランジスタは8個のうち、7個が壊れていました。左端にある一番大きな電解コンデンサーは無極タイプでした。注文したのが極性のあるタイプで、近くのパーツ屋さんにも容量の大きな無極のコンデンサーがなかったのでこれだけ交換していません。次回パーツを注文するついでに入手して交換することにします。
 トランジスタの交換後、DIは問題なく機能しています。外側はボロボロですが、中身は新品になりました。これで気持ちよく使えます。

2010/06/28
 ニチコン BP音響用コンデンサ ミューズに交換しました。高級音響用と云っても2個で80円です。聞き比べてみないと音の違いは分かりませんがグリーンの色合いで良い音がしそうでしょう。

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6チャンネル ダイレクト・ボックス  PHONIC A6200

2007/03月に各楽器から接続するのにダイレクトボックスを購入。アコースティック・ギターもピックアップをつけてLINE出力が多いので必要ですね。
スペック
オーディオ入力
端子
インピーダンス
最大入力レベル
XLR、フォン
DC分割、アンバランス入力
400k/22k/2.2kΩで切替可能
+20/+40/+60dBu
オーディオ出力
端子
タイプ
インピーダンス
最大出力レベル
XLR、フォン

トランスフォーマー・バランス仕様出力段
600Ωバランス
+20dBu


システム
THD
ノイズ
クロストーク
バンド幅(ハイ・カット)
バンド幅周波数
周波数特性

<0.03%
-88dBu
-83dB
10Hz〜8kHz
5Hz〜40kHz
5Hz〜50kHz
フロントパネル 電源スイッチ(各システム)
チャンネル・スプリッター・スイッチ(3チャンネルペア)
出力端子(バランス仕様XLR)、出力信号 LED インジケーター
クリップLEDインジケーター
入力インピーダンス・セレクタ(400k/22k/2.2kΩ)
ゲイン・セレクター(-40/-20/0dB)
クラウド・リフト・スイッチ
8kHzハイ・カット・スイッチ搭載(6チャンネル)
リアパネル 入力端子(フォン、XLRコンボ)
出力端子(フォン)搭載(6チャンネル)
電源
電圧
消費電力
電源プラグ
寸法・重量

100V、50/60Hz
最大10W
標準IECレセプタクル
4.4Hx48.3Wx20Dcm、2.5kg


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MIC STAND

マイクスタンド ブーム TAMA STAGEPRO SERIES MS205
(USED)
3
マイクスタンド ブーム TAMA MS205BK 2
マイクスタンド ブーム K&M 21020(USED) 1
メーカー不詳 マイクスタンド ブーム 6
テーブルマイクスタンド TOA製 ST-64 1
AUDIX D-VICE (DVICE) マイクホルダー、ドラム用クリップタイプ 2
SHURE A98D ドラムマウント

 最初は、数が必要なのでハードオフで安いマイクスタンドの新品を購入しましたが、止まらないし、すぐに壊れます。2007/12月に、TAMA STAGEPRO SERIES MS205の中古を入手。これが良い! いっぺんにTAMAのファンになり2008/04月に2本新しいのを購入しました。2008/10月には、マイクスタンド標準のK&Mの中古が出ていたので購入。やはり良いスタンドは使うと気持ちがいいですね。

2009/06/02

バスドラム用のマイクスタンドにTOAのテーブルマイクスタンドの中古を500円で入手。他のマイクスタンドからブーム部分を取り付け、ショートブームにしました。

2009/06/05

 ステージが狭いのでAUDIX のクリップタイプのドラム用マイクホルダーを購入。

2009/06/26

 ハードオフでSHURE BETA 98用のドラムマウントアダプターが500円だったので購入。よくわからないがドラム用のマイクホルダーのようだったので買ってきたが、小型のBETA 98専用のアダプターで他のマイクホルダーは付かないのですが3/8ボルトを加工してマイクホルダーを取り付けれるようにしました。
 このホルダーはドラムをはさむところの金具の向きを変えることでハイハットのポールに取り付けることもできるので、ボーカル用マイクスタンドに取り付けてギターのマイクなども取り付けることができます。

2009/10/10

 私のお気に入りのTAMAのマイクスタンドが500円即決だったのでゲット! 錆もなく状態も良く、送料で手に入れることが出来ました。

 

2011/07/05

 以前手に入れた中古のSHURE BETA 98用のドラムマウントアダプターを使い、ハイハット専用の場所をとらないマイクスタンドを作成しました。標準のブームのマイクスタンドを使うとブームのあまった部分が横に飛び出して狭いステージでは邪魔になります。
ブームの壊れたマイクスタンドのストレート部分だけを使い以前手に入れた中古のSHURE BETA 98用のドラムマウントアダプターをマウントしてSM57を付けるとフレキシブル部分がマイクの重量でお辞儀をします。それで、建材用のアンカーボルトがネジのピッチも太さも長さもピッタリ、加工無しでそのままマウントアダプターに取付できました。


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スタジオモニターヘッドフォン  SONY MDR-7506

 ステージ横にPA卓を置いてミキシングしているのでミックスした音をチェックするのにモニターヘッドフォンが必要です。古い安物のヘッドフォンを使っていましたが専用のスタジオモニターヘッドフォンを買いました。やはりナチュラルな音がいいです。2008/12月

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MULTI CABLE

2009/09/11
 CLASSIC PRO(クラシックプロ)/MULTILINK24/4P-20の程度の良い中古が出ていたので、2009/09/10日に送料込みで定価の2/3で入手しました。
マルチケーブルはあまり必要ではなかったのですが、24chのマルチケーブルで程度の良い安い中古は見あたりません。これはゲットしておかないと、開始価格で落札しました。ステージサイドでPAしていますが、これで本格的に観客席でPAできます。ただ、PAコンソールとステージ上を走り回らなければなりません。ステージサイドが便利で良いですね。

2010/02/14

4リターンのフォン(ステレオ)ロックタイプのコネクターが安物で引っかかりスムーズに抜き差しができなくて歯がゆいので、ノイトリックの NJ3FP6Cに交換しました。見た目はホントに区別が付かないのですが、さすがにノイトリック、スムーズに抜き差しができ気持ちが良いです。4個交換しましたが、やはりこのあたりがコストに反映されているのですね。

2010/02/28

 DBXのマルチプロセッサー DriveRack PAに接続するフォンコネクター2個をXLRメスコネクターに交換しました。

■マルチケーブル
■24センド
■4リターン (フォンSタイプ、スピーカー信号は不可能、音声信号のみ可)、
■20m


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2011/03/04 

ケース考案

 壊れたヤマハのパワードミキサーのケースを使いエフェクター&プロセッサーのケースに改造しました。クラッシックプロのグライコ、ベリンガーのコンプ、dbxのドライブラックPAの4U分がピッタリ入りました。ところが、ヤマハのエフェクターSPX90が入りません。
ハードオフでロードレディーの2Uラックケース・FRP/塩ビ仕様(RR2UAD)を5000円で購入してきました。クラッシックプロのケースと違い頑丈な作りは良いがケースだけで8.3kg、信じられないほど重たい!
奥行きが460mmとパワーアンプ用なのでラムサのWP-1200Aのケースをロードレディーと交換して、ヤマハのSPX-90とアレシスのコンプレッサーを入れることにしました。すっきり収まり満足しています。ただ、パワーアンプ(12kg)を入れたロードレディーのケ� ��ス(8.3kg)は20kgオーバーと重量は半端じゃありません。重たすぎて棚の上に上げることができません。床に立てて置いてあります。

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